弁護士に退職代行を依頼するのに必要な費用はどのくらい?
近年注目されている退職代行サービスには、弁護士が運営するものもあります。法律に乗っ取り会社に交渉もでき、より確実に退職可能です。
この記事では、弁護士運営の退職代行サービスに依頼するメリットを解説します。
- 弁護士運営の退職代行に依頼するメリット
- 弁護士運営の退職代行にかかる費用
- 弁護士運営の退職代行を選ぶポイント
- 弁護士運営のおすすめ退職代行サービス
弁護士が運営する退職代行の料金やサービス内容などを徹底比較し、厳選したおすすめ3社は以下のとおりです。無料でLINE相談できるため、まずは気になる退職代行へ連絡してみましょう。
おすすめ退職代行 | 特徴 |
---|---|
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弁護士ビーノ LINE・電話で無料相談してみる |
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おすすめ退職代行サービスは以下の記事に詳しくまとめています。
目次
弁護士運営の退職代行に依頼するメリット9選
弁護士運営の退職代行に依頼するメリットは、以下の9つです。
- 非弁行為のリスクがない
- 弁護士にしか対応できない範囲が多い
- 退職に失敗するリスクがない
- 退職に伴う手続きを代行してくれる
- 未払い賃金等の請求代行も依頼できる
- ハラスメント等に対する慰謝料請求も可能
- うつ等があれば労災認定の依頼も可能
- 万が一損害賠償請求をされても対処してもらえる
- 行政よりも具体的な対応が期待できる
詳しく解説します。
メリット①非弁行為のリスクがない
弁護士運営の退職代行に依頼するメリット1つ目は、非弁行為のリスクがないことです。非弁行為に該当する対応をすると、退職に失敗する恐れもあるためです。
非弁行為とは、弁護士以外が有給消化や残業代の請求などの法的サービスを行うことを言います。2年以下の懲役または300万円以下の罰金刑を適用され、行為そのものが無効となる場合があります。
依頼者が罰せられることはないですが、事情聴取を受けることがあるかもしれません。弁護士運営の退職代行であれば全ての法律業務に対応できるため、非弁行為に該当することはありません。
メリット②弁護士にしか対応できない範囲が多い
弁護士運営の退職代行に依頼するメリットは、弁護士にしか対応できない範囲が多いことです。退職に当たっては、以下のような対応が必要になるケースもあります。
- 退職日の調整
- 有給休暇の取得
- 業務の引き継ぎの対応
- 退職金の金額や支払い方法の調整
上記の対応は、弁護士以外には行えません。会社と何らかの交渉を行う可能性がある場合は、弁護士運営の退職代行に依頼するのがおすすめです。
メリット③退職に失敗するリスクがない
弁護士運営の退職代行に依頼するメリットとして、退職に失敗するリスクがないことが挙げられます。退職の意思を伝えるだけでなく、交渉を行えるためです。
仮に退職にあたって会社から反論されたり条件をつけられたりしても、弁護士以外の退職代行はそれ以上の対応ができません。
メリット④退職に伴う手続きを代行してくれる
弁護士運営の退職代行に依頼するメリット4つ目は、退職に伴う手続きを代行してくれることです。退職の際はさまざまな手続きが必要ですが、その手間を減らせるためです。
退職時には雇用保険・健康保険・年金などの手続きが必要となりますが、弁護士はこうした諸手続きについて熟知しています。
そのため抜け漏れがなく、確実に手続きを終えられます。
メリット⑤未払い賃金等の請求代行も依頼できる
弁護士運営の退職代行に依頼するメリットとして、未払い賃金等の請求代行も依頼できることが挙げられます。
未払い賃金等の代行は、弁護士のみに認められている行為であるためです。具体的には、以下のような請求を代行できます。
- 残業代
- 退職金
- 未払い給与
弁護士であれば上記のような金銭請求の代行も可能です。
メリット⑥ハラスメント等に対する慰謝料請求も可能
弁護士運営の退職代行に依頼するメリットは、ハラスメント等に対する慰謝料請求も可能であることです。弁護士には、ハラスメントを含む労働トラブルへの対処も依頼できます。
在職中にハラスメントで苦痛を受けていた場合は、退職の意向を伝えると合わせて慰謝料を請求することも可能です。
メリット⑦うつ等があれば労災認定の依頼も可能
弁護士運営の退職代行に依頼するメリット7つ目は、うつ等があれば労災認定の依頼も可能であることです。複雑な手続きを全て任せられるほか、労災認定を受けるためのアドバイスも受けられます。
労災の申請は、診断書のように必要な書類をしっかり用意し適切な方法で行わなければ、認めてもらえないことも多数です。
なお民間の退職代行業者には、労災認定を依頼することは非弁行為として違反になるためできません。
メリット⑧万が一損害賠償請求をされても対処してもらえる
弁護士運営の退職代行に依頼するメリットは、万が一損害賠償請求をされても対処してもらえることです。法律のプロである弁護士なら、損害賠償請求されたとしても適切に対処可能です。
そもそも退職することは労働者の権利であり、退職代行を使ったからといって違法になることはありません。そのため損害賠償請求をしても会社側が負けるため、意味のないことです。
メリット⑨行政よりも具体的な対応が期待できる
弁護士運営の退職代行に依頼するメリットとして、行政よりも具体的な対応が期待できることが挙げられます。会社とのトラブルに対して、行政と同様に「あっせん」をしてもらえるためです。
あっせんとは、労働局が会社と労働者の間に入り両者の言い分をまとめてくれる制度のことです。ただ労働局は中立な立場ですし、あくまで任意の話し合いを促すもので強制力がありません。
しかし弁護士であればあなた側に立ってあっせんしてくれますし、最終的には代理人として裁判で白黒はっきりさせることも可能です。
転職先生:中立な立場の行政より、労働者側で対応してくれる弁護士の方がより確実に解決できるでしょう。
弁護士運営の退職代行とその他運営サービスの違い
弁護士運営の退職代行とその他運営サービスの違いについて、以下の表にまとめました。
運営元 | 退職意思の伝達 | 退職金・残業代などの請求・交渉 | 損害賠償請求・裁判 | あっせん |
---|---|---|---|---|
弁護士 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
労働組合 | 〇 | 〇 | ✕ | ✕ |
民間企業 | 〇 | ✕ | ✕ | ✕ |
退職意思の伝達は共通して行えるものの、法律が絡む行為は弁護士にしか行えません。法律関連の対応も希望するなら、弁護士運営の退職代行に依頼するのがおすすめです。
弁護士運営の退職代行を選ぶポイント
弁護士運営の退職代行を選ぶポイントは、以下の3つです。
- 弁護士が労働問題の分野に注力しているか
- 訴訟の経験やある程度の実績がある弁護士か
- 信頼できる弁護士か
順番に見ていきましょう。
弁護士が労働問題の分野に注力しているか
弁護士運営の退職代行を選ぶポイント1つ目は、弁護士が労働問題の分野に注力しているかです。さまざまなタイプの弁護士がいて、得意分野が異なるためです。
もし労働問題の分野に明るくない弁護士では、退職代行を依頼しても失敗する恐れが高まります。
訴訟の経験やある程度の実績がある弁護士か
弁護士運営の退職代行を選ぶポイントは、訴訟の経験やある程度の実績がある弁護士かです。もし訴訟や労働トラブルに発展しても、適切に対処してもらえるためです。
過去の経験や実績があれば対応に慣れており、適切なアドバイスや解決につながる対処が期待できます。
信頼できる弁護士か
弁護士運営の退職代行を選ぶポイントとして、信頼できる弁護士かどうかが挙げられます。信頼できない弁護士ではコミュニケーションを円滑に行えませんし、退職がうまくいかない恐れも出てきます。
信頼できる弁護士かどうかの判断は、実際に話してみなければ分かりません。メールだけでなく電話でも相談し、説明が分かりやすくコミュニケーションも円滑にできそうなら、信頼できる弁護士と判断して良いでしょう。
弁護士運営の退職代行にかかる費用
弁護士運営の退職代行にかかる費用は、以下のとおりです。
- 相談は無料のケースが多い
- 弁護士運営の退職代行における退職代行手数料
- 残業代請求などの副次的な依頼には別途費用がかかる
詳しく解説します。
相談は無料のケースが多い
弁護士運営の退職代行にかかる費用として、相談は無料のケースが多数です。一般的な相場は30分5,000円程度ではありますが、初回相談を無料としている事務所が多い傾向です。
弁護士運営の退職代行における退職代行手数料
弁護士運営の退職代行にかかる費用には、退職代行手数料として約50,000円がかかります。正社員は約50,000円、アルバイト・パートは40,000円など、雇用形態によって分けているパターンもあります。
残業代請求などの副次的な依頼には別途費用がかかる
弁護士運営の退職代行にかかる費用として、残業代請求などの副次的な依頼には別途費用がかかります。交渉や訴訟といった業務に対して、追加で着手金の支払いが発生します。
弁護士運営の退職代行を利用する流れ
弁護士運営の退職代行を利用する流れは、以下のとおりです。
- 法律相談
- 依頼
- 会社に退職を通知し必要事項を交渉
- 退職成立
法律相談時には、労働トラブルが発生していないかもヒアリングします。基本的には必要事項の交渉までで退職が成立しますが、交渉で解決できない場合は労働審判や裁判に発展します。
弁護士運営ならこれ!おすすめ退職代行3選
弁護士運営でおすすめの退職代行は、以下の3つです。
- 弁護士法人ガイア
- 弁護士法人みやび
- 弁護士ビーノ
それぞれ解説します。
弁護士法人ガイア
運営会社 | 弁護士法人 ガイア総合法律事務所 |
---|---|
運営タイプ | 弁護士事務所 |
利用料金 | 55,000円 |
返金保証 | × |
支払い方法 | 銀行振込 |
対応時間 | 24時間対応 |
即日退職 | ○ |
相談手段 | ・LINE ・電話 |
対応エリア | 全国 |
代行内容 | ・退職交渉 ・傷病手当申請サポート ・退職後のアフターフォロー |
これまでの退職成功率は100%で、失敗した事例はありません。入社初日・会社に借金があるといった事例でも退職に成功しており、一般的に退職が難しい状態の人におすすめです。
LINEでの無料相談を24時間受け付けているため、退職を迷っている人も1度相談してみるのがおすすめです。
\ 24時間LINE相談受付中 /
弁護士法人みやび
運営会社 | 弁護士法人みやび |
---|---|
運営タイプ | 弁護士事務所 |
利用料金 | 55,000円 |
返金保証 | × |
支払い方法 | 銀行振込 |
対応時間 | 24時間対応 |
即日退職 | ○ |
相談手段 | ・LINE ・メール |
対応エリア | 全国 |
代行内容 | ・即日退職交渉 ・有給消化、残業代、退職金サポート ・退職後のアフターフォロー |
会社とのやりとりは法律関連も含め、全て代行してもらえます。会社への介入後のやりとりも代行してもらえる数少ない弁護士事務所です。
全ての依頼完了まで無期限サポートしてくれるため、最後まで丁寧にサポートしてもらいたい人におすすめです。
\ 24時間 LINEまたはメールで相談受付中 /
弁護士ビーノ
運営会社 | 弁護士法人mamori |
---|---|
運営タイプ | 弁護士事務所 |
利用料金 | 66,000円 |
返金保証 | × |
支払い方法 | 銀行振込 |
対応時間 | 24時間対応 |
即日退職 | ○ |
相談手段 | ・LINE ・電話 |
対応エリア | 全国 |
代行内容 | ・即日退職 ・有給消化、退職金交渉 ・退職後のサポート |
事務所代表の日比野さんはSNSで約80,000人にフォローされており、発信内容に高い信頼を得ています。退職に関する知見も深く、信頼できる弁護士に依頼したい人におすすめです。
一律66,000円の明朗会計も特徴で、金額に一切ごまかしはありません。
\ 24時間LINE相談受付中!電話相談もOK /
弁護士運営の退職代行に対するよくある質問
弁護士運営の退職代行に対するよくある質問に回答します。
弁護士運営の退職代行と弁護士以外運営の退職代行の違いは?
弁護士運営の退職代行と弁護士以外運営の退職代行の違いは、会社に交渉できるかどうかです。弁護士運営以外の退職代行が交渉を行うと非弁行為に該当し、違反となる恐れがあります。
弁護士運営の退職代行なら退職に失敗することはない?
弁護士運営の退職代行なら、退職に失敗することはほぼありません。大前提として、退職するかどうかは労働者が自分で決められるためです。
弁護士運営の退職代行を利用して会社に拒否されることはある?
弁護士運営の退職代行を利用して、会社に拒否されることはまずありません。退職代行で拒否されるケースとして考えられる非弁行為に該当しないためです。
弁護士運営の退職代行を利用して損害賠償に遭うことはある?
弁護士運営の退職代行を利用して損害賠償に遭うことはほぼありません。弁護士相手に損害賠償をしても、会社側が負けることは明確なためです。
退職代行は、労働者の権利である退職の権利を行使しているに過ぎません。そのため損害賠償は会社側にはリスクしかなく、行う意味がない行為です。
弁護士運営の退職代行で安心かつ確実に退職しよう
退職だけなら民間運営の退職代行でも行えますが、法律絡みの交渉ができるのは弁護士だけです。退職するのはもちろんのこと、条件面でも納得の上で会社を辞められる可能性が高まります。
会社と交渉したいことがあるなら、弁護士運営の退職代行で安心かつ確実に退職しましょう。
退職代行サービス選びに迷ったらどうすればいい?
退職代行サービスを利用することで、上司や同僚と顔を合わせることなくすぐに退職が可能です。そこで、「ウルキャリ転職」が総力を挙げて20社以上の退職代行サービスを徹底比較し、おすすめを紹介しています。 あなたが選ぶべきなのはどの退職代行サービスなのかが分かりますので、迷った時の参考にしてみてください。