
転職を成功させるコツを教えて!
理学療法士として働き始めたものの、イメージしていた仕事内容と違い、自分に向いていないと感じて他の職種に転職を検討している人も多いのではないでしょうか。
この記事では、理学療法士から転職するおすすめの職種や異業種に転職するメリット・デメリットを紹介します。
理学療法士から他職種への転職を成功させて理想の働き方を実現しましょう。
- 理学療法士から異業種へ転職する人が多い理由
- 理学療法士からの転職におすすめの職種
- 理学療法士から異業種に転職するメリットとデメリット
- 理学療法士からの転職を成功させるポイントと注意点
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目次
理学療法士から異業種に転職する人に多い理由
理学療法士から異業種に転職する人に多い理由として以下が挙げられます。
- 人間関係が悪いから
- 給料が安いから
- 多忙でプライベートを確保しづらいから
- 将来面に不安があるから
- 自分のやりたいリハビリができないから
- 体力的にきついから
詳しく解説します。
人間関係が悪いから
理学療法士から異業種に転職する人に多い理由の1つ目は、人間関係の悪さが原因です。
特に病院勤務の理学療法士は、医師や看護師、介護士との連携が多く、人間関係のストレスを抱え込みやすい傾向があります。
理学療法士などのリハビリ職は世間的にも認知度が低いため、医師や看護師から立場が低いと思われてしまうケースもあります。
医療従事者との良好な関係を築けなければ、連携してリハビリを進められなくなってしまうので、ストレスのあまり転職を考える人が多いです。
給料が安いから
理学療法士から異業種に転職する人に多い理由として、他の業種より給料が安いことが挙げられます。
以下に医療系職種の平均年収をまとめました。(引用:doda平均年収)
職種 | 平均年収 |
---|---|
医師 | 1,089万円 |
薬剤師 | 616万円 |
臨床検査技師 | 563万円 |
看護師 | 508万円 |
理学療法士 | 432万円 |
理学療法士は医療系職種の中でも平均年収が432万円と低いことが分かります。理学療法士は多職種とは異なり夜勤がないため、年収が低い傾向があります。
理学療法費の国家資格を取得したのに、給料が低く昇給もほとんどないため、転職を考える人が多い傾向です。
多忙でプライベートを確保しづらいから
理学療法士から異業種に転職する人に多い理由は、多忙でプライベートを確保しづらいからです。
病院で勤務していると休日出勤やイベントのアシスタントなど、業務量が多く休みが取れない人も多くいます。
業務量が多く病院のイベントなどにも参加しなければならないと、プライベートを犠牲にするしかありません。
プライベートが確保できずに息抜きやリフレッシュができないと、ストレスが溜まり転職を検討する人も多いようです。
将来面に不安があるから
理学療法士から異業種に転職する人に多い理由の4つ目は、将来的に不安があることが考えられます。
理学療法士が将来に対する不安を抱えるのは、給料面での不安が大きな理由となっています。
年功序列で給料が上がるものの、40代になるまでは給料が低くなかなか昇給もされないので、将来に対する不安を抱えてしまう傾向があります。
理学療法士の中には、昇給制度のある他職種や現状より給料アップを狙える仕事への転職を考えている人も多いようです。
自分のやりたいリハビリができないから
理学療法士から異業種に転職する人に多い理由として、自分のやりたいリハビリができないことが挙げられます。
自分の勤務している病院や施設の方針や環境によって、自分がやりたいリハビリを患者に提供できない人もいます。
また、理学療法士として入社したのに、実際に現場に入ってみるとリハビリではなく介護業務がほとんどだったというケースも多いです。
体力的にきついから
理学療法士から異業種に転職する人に多い理由の最後は、体力的にきついからです。
理学療法士は患者のリハビリが主な業務のため、リハビリの付き添いや施設内の移動などで1日中立ち仕事であるケースもあります。
また、長時間労働になりやすい職種でもあるので、長時間動きっぱなしで体力的な辛さを感じてしまう理学療法士も多いです。
医師や薬剤師に比べて体力を使う仕事が多いので、体力に自信がなく転職を検討している人も多くいます。
理学療法士からの転職に役立つ経験とスキル
理学療法士からの転職に役立つ経験とスキルは以下の通りです。
- コミュニケーションスキル
- 医学的な知識や技能
- 学び続ける忍耐力
理学療法士は患者の話を聞き、適切な対応をしなければなりません。患者の気持ちに寄り添い、状況に応じた適切なコミュニケーションを心がける必要があります。
医学的な知識は、解剖学や生理学などをベースに身体の構造や機能を理解しておく必要があります。
また、医療技術や治療法は日々進化しているため、常に新しい知識を取り入れるために学び続けなければなりません。
複雑な身体の構造を最新技術で治療するために学び続ける忍耐力も身につきます。
理学療法士からの転職におすすめの職種
理学療法士からの転職におすすめの職種には以下があります。
- 入所型・通所型・訪問型施設
- 社会福祉施設
- 行政機関
- 教育・研究機関
- 一般企業・メーカー企業の事務職
- 一般企業・メーカー企業の営業職・販売職
- スポーツ事業・パーソナルトレーナー
- Webライター・監修者
ひとつずつ見ていきましょう。
入所型・通所型・訪問型施設
理学療法士からの転職におすすめの職種の1つ目は、入所型・通所型・訪問施設の業務です。
それぞれの施設の種類には以下が挙げられます。
施設の種類 | |
---|---|
入所型施設 | ・老人ホーム ・ケアハウス ・グループホーム |
通所型施設 | ・デイサービス |
訪問型施設 | ・訪問介護事業者 ・居宅介護支援事業所 |
老人ホームやケアハウスなどは介護職が活躍しているイメージがありますが、理学療法士の転職先として選んでいる人も多くいます。
施設を利用している高齢者が自立した生活を送れるように、「歩く」「座る」などの基本動作のサポートを行うのが理学療法士の役割です。
他にも利用者の自宅を訪問して、自宅環境を把握することも大切な業務のひとつです。
社会福祉施設
理学療法士からの転職におすすめの職種として、社会福祉施設が挙げられます。
社会福祉施設の障害者支援の種類には以下のように分かれています。
- 身体障害者福祉センター
- 補装具作成施設
- 視聴覚障害者情報提供施設
- 精神障害者福祉事業所
障害者施設などの社会福祉施設では利用者の身体活動の向上を目指してサポートするのが理学療法士の役割です。
装具などを利用することで日常動作が向上することもあるので、リハビリを通して適切な装具を提案することも大切です。
さらに痛みや麻痺などがある利用者には、緩和するための運動療法を提供するなど、一人ひとりの状況を見た上で計画を立てることが求められます。
行政機関
理学療法士からの転職におすすめの職種の3つ目は、行政機関です。理学療法士が働ける行政機関には具体的に以下が挙げられます。
- 社会福祉協議会
- 保健所、市町村保健センター
- 地域包括支援センター
各自治体の介護福祉課や健康企画課等に配属されて、体操指導や福祉活動を行うのが理学療法士の役割です。
行政機関で働く場合は公務員扱いになるので、給与が高くなり安定して働けるのがメリットです。
教育・研究機関
理学療法士からの転職におすすめの職種として、教育・研究機関があります。教育機関や研究機関で働いて、大学教授や専門学校の講師を目指す人もいます。
大学や専門学校の講師は進路相談や国家試験に向けた対策を行うのがメインの業務です。
他にも、最適な理学療法を習得するために、大学院や研究機関に所属して、より専門性を高める理学療法士もいます。
一般企業・メーカー企業の事務職
理学療法士からの転職におすすめの職種は、一般企業やメーカー企業の事務職です。
一般企業の事務職は、主に来客対応や電話対応、書類の作成やデータ入力などを行う仕事です。
未経験でも活躍できる職場が多く、理学療法士で培ったコミュニケーション能力が大いに役立ちます。
事務職は他の従業員をサポートする機会も多いので、人当たりが良い人や機転が効く人におすすめの職種です。
一般企業・メーカー企業の営業職・販売職
理学療法士からの転職におすすめの職種として、一般企業やメーカー企業の営業職・販売職が挙げられます。
一般企業の営業職・販売職は自社の商品やサービスを顧客に向けて商談する仕事です。
未経験でも採用されやすい職種で、福祉関連の商品・サービスを扱う企業の場合、理学療法士の経験を活かしながら働けるでしょう。
スポーツ事業・パーソナルトレーナー
理学療法士からの転職におすすめの職種の7つ目は、スポーツ事業やパーソナルトレーナーです。
フィットネス施設やプロスポーツチームでトレーナーとして働く選択肢もあります。怪我の予防や再発防止をはじめとした、疲労回復などの支援を行うのが理学療法士の役割です。
理学療法士としてリハビリの支援をしていた人は、スポーツに関する知識や技術が備わっている人も多く、転職先として最適な選択肢になります。
スポーツによって専門性が異なるので、理学療法士の資格の他にも、該当するスポーツに必要な資格や知識を習得しておくのがおすすめです。
Webライター・監修者
理学療法士からの転職におすすめの職種の最後は、Webライターや監修者です。Webライターは、Webメディアに掲載されている記事を作成する仕事です。
副業やフリーランスだけでなく、企業の専属ライターとして活躍している人もいます。
理学療法士であれば、リハビリや医療に関する知識が豊富なため、専門的な知識を必要とする記事を執筆するWebライターとして活躍できるでしょう。
文章を書くのが好きで、自分の専門知識を他者に発信することにやりがいを感じる理学療法士におすすめの職種です。
理学療法士から異業種に転職するべき人
理学療法士から異業種に転職するべき人の特徴として以下が挙げられます。
- コミュニケーションに苦痛を感じている人
- ワークライフバランスを保ちたい人
- 勉強し続けるのが苦手な人
- 他にやりたい仕事がある人
理学療法士は他の医師や看護師などと連携や確認を取る機会も多く、コミュニケーションが苦手だったり、素っ気なくされたりすることに苦痛を感じる場合は転職を検討しましょう。
さらに理学療法士は業務量が多いだけだなく、残業することも多いのでプライベートの時間が取れずワークライフバランスが崩れてしまう人もいます。
休日に勉強会や研修に出席しなければならないことも多いので、今の働き方に不満を感じている人は、異業種への転職をおすすめします。
理学療法士から異業種に転職しないほうがいい人
理学療法士から異業種に転職しないほうがいい人としては以下の通りです。
- 職場の人間関係が良好な人
- 今の仕事にやりがいを感じている人
- 給料に満足している人
理学療法士はさまざまな人と接する機会が多く、人間関係の良さは働きやすさと直結します。
今の職場の人間関係が良好で仕事にやりがいを感じている人は、そのまま理学療法士を続けることをおすすめします。
また、今の給料に満足している場合は、異業種に転職すると未経験からのスタートとなり、給料が下がる傾向にあるので転職は避けたほうが良いでしょう。
ただし、給料よりもスキルアップやキャリアアップが目的で転職する場合は、自分の給料や年収がどうなるか確認してから転職することをおすすめします。
理学療法士から転職するメリット
理学療法士から転職するメリットを3つ紹介します。
- 年収アップが狙える
- 新しい知識やスキルを習得できる
- 現職の悩みから開放される
ひとつずつ見ていきましょう。
年収アップが狙える
理学療法士から転職するメリットの1つ目は、年収アップが狙えることです。
理学療法士の経験やスキルを活かせる仕事に転職をすれば年収を上げられる可能性があります。
例えば、病院勤務から介護施設に転職するなど、同じリハビリ業務で活躍できるフィールドを変えることなどが挙げられます。
活躍するフィールドを変えるだけであれば、理学療法士で培ってきた知識や経験を活かして即戦力として働けるので年収をアップできるのがメリットです。
新しい知識やスキルを習得できる
理学療法士から転職するメリットとして、新しい知識やスキルを習得できることが挙げられます。
医療機関から離れた業界や職種に転職することで、新しいスキルや知識を習得できます。
今までとは異なるビジネスモデルでコミュニケーション能力も身につけられるのもメリットです。
現職の悩みから開放される
理学療法士から転職するメリットの3つ目は、現職の悩みから開放されることです。
理学療法士から異業種に転職すると、今の職場で抱えている悩みや不満をリセットできる可能性があります。
新しい仕事を覚える大変さはありますが、気持ちを切り替えて新しい分野に挑戦できるのは大きなメリットです。
転職する企業や職種によっては年収アップも期待できるので、自分が活躍できる分野がどこなのかを自己分析をしっかり行ってから転職をしましょう。
理学療法士から転職するデメリット
理学療法士から転職するデメリットは以下の5つがあります。
- 未経験者として転職することになる
- 新しい知識やスキルを習得する必要がある
- 国家資格取得に費やした労力やお金が無駄になるように感じる
- 転職先で理学療法士のキャリアを生かせない可能性がある
- 転職先の仕事や職場が合うかは分からない
詳しく解説します。
未経験者として転職することになる
理学療法士から転職するデメリットの1つ目は、未経験としての転職になることです。
医療機関から別の職種へ転職する場合は未経験となるので、仕事内容をゼロから覚え直さないといけません。
即戦力として活躍できなければ、現職よりも給料が下がってしまう可能性もあります。
理学療法士から他業種へ転職する場合は、事前に研修制度が充実しているか確認しておくことがポイントです。
新しい知識やスキルを習得する必要がある
理学療法士から転職するデメリットの2つ目は、新しい知識やスキルを習得する必要があることです。
理学療法士として培ってきた知識やスキルが活かせないことや、給料面での待遇が受けられないことがあります。
例えば、現職では資格手当が支給されていた場合は、他職種に転職すると手当を受けられず給料が下がってしまうケースも多いです。
スキルが無ければ戦力として扱われなくなってしまうので、他職種へ転職する場合は、また新しい知識やスキルを学び直す必要があると覚えておきましょう。
国家資格取得に費やした労力やお金が無駄になるように感じる
理学療法士から転職するデメリットとして、国家資格の取得に費やした労力やお金が無駄になるように感じてしまうことが挙げられます。
理学療法士になるためには国家資格が必要で、資格を取得するためには講習やテキストにお金がかかり、勉強するために労力を費やします。
そのため、異業種に転職した場合、国家資格取得のために費やした労力やお金が無駄になったように感じてしまうこともあるでしょう。
転職先で理学療法士のキャリアを活かせない可能性がある
理学療法士から転職するデメリットとして、転職先で理学療法士のキャリアを活かせない可能性があります。
他職種に転職する場合、必ずしも理学療法士のキャリアが活かせるとは限りません。未経験職種に転職する場合は、ゼロから仕事を覚え直すことになります。
理学療法士として積み上げてきたキャリアが無駄になってしまうように感じてしまうので、未経験の職種への転職は注意が必要です。
将来的にキャリアアップを目指したいなら、しっかりと自己分析をしたうえで、本当に自分に向いている仕事に転職することがポイントです。
転職先の仕事や職場が合うかは分からない
理学療法士から転職するデメリットの最後は転職先の仕事や職場が合うか分からないことです。
転職先の仕事が自分に合わなかった場合は、新たな不満を抱えてしまう恐れがあります。
特に人間関係や労働環境の悪さが原因で転職してしまった人は注意が必要です。人間関係や仕事内容は自分ではコントロールできないため、職場の雰囲気に合わせるしかありません。
職場の雰囲気が自分に合っていないと徐々に不満が増すため、また転職したいと考えるようになるでしょう。
理学療法士からの転職を成功させるポイント
理学療法士からの転職を成功させるポイントを解説します。
- 転職の軸を明確にする
- 企業が求める人物像やニーズを理解する
- 余裕を持って転職活動を進める
- 転職エージェントを利用する
ひとつずつ見ていきましょう。
転職の軸を明確にする
理学療法士からの転職を成功させるポイントの最初は、転職の軸を明確にしましょう。
転職の軸とは、自分が他職種へ転職する理由や目的を明確にすることです。転職する理由や目的を明確にしなければ、転職の軸がブレてしまい転職失敗につながりかねません。
転職の軸を明確にするためには、以下のようにネガティブな理由ではなくポジティブな内容に言い換えることがポイントです。
ネガティブな転職理由 | ポジティブな内容への言い換え |
---|---|
|
|
面接時にはポジティブな転職理由を伝えると、採用する側にも納得してもらいやすくなります。
自分が転職で何を叶えたいのか明確にするために、自己分析を入念に行いましょう。
企業が求める人物像やニーズを理解する
理学療法士からの転職を成功させるポイントの2つ目には、企業が求める人物像やニーズを理解することが挙げられます。
企業が求めるニーズや人物像を把握しておかなければ、面接官が納得するような志望動機が伝えられません。
また、面接では一緒に仕事ができるかどうかや、職場の雰囲気に合うか、企業が求めるスキルや経験を持っているかが重要視されます。
企業側がどんな人物を求めているかを事前に企業研究を通して、企業方針や理念を理解しておく必要があります。
余裕を持って転職活動を進める
理学療法士からの転職を成功させるには、余裕を持って転職活動を進めることがポイントです。
一般的に転職活動を始めてから次の転職先を見つけるまでに3ヶ月程度かかります。
転職を希望している時期から逆算して、いつから転職活動を始めればいいかを事前に把握しておきましょう。
理学療法士は日々の業務に加えて、休日に勉強や研修会がある場合が多く、しっかりスケジュール管理することも大切です。
転職エージェントを利用する
理学療法士からの転職を成功させるポイントとして、転職エージェントの利用が挙げられます。
転職エージェントは求人紹介から書類の添削、面接対策まで転職活動のサポートを無料で受けられるサービスです。
転職エージェントを利用すると非公開の優良求人の紹介を受けられたり、面接対策で選考通過率が上げられたり、効率よく転職活動が進められます。
理学療法士から転職する際の注意点
理学療法士から転職する際の注意点として以下の2つが挙げられます。
- 必ず年収アップできるとは限らない
- ブラック求人ではないか見極める必要がある
詳しく解説します。
注意点①必ず年収アップできるとは限らない
理学療法士から転職する際の注意点の1つ目は、必ず年収アップできるとは限らないことです。
特に未経験の職種に転職する場合は、即戦力としての期待も低いので基本的に給料が下がる傾向にあります。
理学療法士は医療系職種の中でも平均年収が低めですが、他職種へ転職するときは給与面がどのように変動するかを確認しておくことが大切です。
また、理学療法士として活躍するフィールドを変える際にも、資格手当が支給されるかどうかもチェックしておくべきポイントです。
注意点②ブラック求人ではないか見極める必要がある
理学療法士から転職する際の注意点として、ブラック求人ではないか見極める必要があります。
転職サイトに掲載されている求人の中にはブラック求人が混ざっているケースもあります。
ブラック求人を見極めるポイントは以下が挙げられます。
- 求人票が1年中掲載され続けている
- 残業時間が多いor固定残業制
- 給料の相場が平均より低いor高い
- 有給休暇の取得率が低い
- 離職率が高い
求人票が1年中掲載され続けている場合は、社員の入れ替わりが激しく常に求人募集していないと人手が足りないほど離職率が高い可能性があります。
給料に関しては相場の平均より異常に低かったり高かったりする場合は、ブラック企業だと判断しても問題ありません。
有給休暇の取得率や離職率に関しては、自分で調べるのが難しいので理学療法士の転職に詳しい転職エージェントに聞いてみることをおすすめします。
理学療法士からの転職で利用するべき転職エージェント
理学療法士からの転職で利用するべき転職エージェントを3つ紹介します。
- PTOT人材バンク
- ケアジョブ
- クリックジョブ介護
ひとつずつ解説します。
PTOT人材バンク
運営会社 | 株式会社エス・エム・エス |
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公開求人数 | OT:13,927件 PT:15,312件 ST:7,258件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
拠点 | 本社所在地 〒105-0011 東京都港区芝公園2-11-1 住友不動産芝公園タワー(全国に15拠点) |
料金 | 無料 |
PTOT人材バンクは、理学療法士(PT)や作業療法士(OT)の求人に特化した転職エージェントです。
理学療法士としての今までの経歴から、あなたにぴったりの求人を紹介してもらえて、転職活動のサポートを徹底して受けられるのが魅力的です。
サイトの中には履歴書の書き方や面接対策などの転職ノウハウが分かるコラムが掲載されているので、転職活動に困った場合は参考にしてみましょう。
理学療法士や作業療法士としてキャリアアップしたい人におすすめです。
ケアジョブ
運営会社 | 株式会社メディカルジョブセンター |
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公開求人数 | 約70,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京本社 東京都新宿区西新宿6丁目5番1号 新宿アイランドタワー6階・20階札幌本社 北海道札幌市中央区北1条西3丁目2番地 井門札幌ビル4階 |
料金 | 無料 |
ケアジョブは介護職の求人に特化した転職サイトです。求人数の多さが魅力的で、地方の求人から地域に密着した介護施設の求人まで業界最大級の求人数が掲載されています。
介護職に特化した転職のコンテンツや、実際にケアジョブを利用して転職をした人の声も見られるので参考にしてみましょう。
介護職を希望しており、多くの求人数から転職先を選びたい人におすすめです。
クリックジョブ介護
運営会社 | ライフワンズ株式会社 |
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公開求人数 | 約17,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
拠点 | 【東京本社】 東京都目黒区上目黒2-1-1 中目黒GTタワー11F |
料金 | 無料 |
クリックジョブ介護は、介護・福祉業界の転職支援に特化した転職エージェントです。
求人検索の際に、希望の勤務地から、職種・資格・勤務形態など細かいこだわりの条件で検索できるので、希望に合った求人が見つかりやすいのが特徴です。
介護施設の雰囲気など、実際に足を運んでみないと分からない詳しい情報も持っているので、効率よく新しい職場を見つけられるのが魅力的です。
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マイナビAGENT
運営会社 | 株式会社マイナビ |
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公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
所在地 | 本社:東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号 |
料金 | 無料 |
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リクルートエージェント
出典:r-agent.com
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非公開求人数 | 約414,000件 |
対応地域 | 全国+海外 |
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doda
出典:doda.jp
運営会社 | 株式会社パーソルキャリア |
---|---|
公開求人数 | 約245,000件 |
非公開求人数 | 約30,000件 |
対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京本社(丸の内オフィス) 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F (全国に24拠点) |
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理学療法士からの転職に関するよくある質問
理学療法士からの転職に関するよくある質問に回答します。
理学療法士が異業種への転職で活かせる強みは?
理学療法士から異業種への転職で活かせる強みには以下が挙げられます。
- コミュニケーションスキル
- 忍耐力
- 判断力
特にコミュニケーションスキルはどの業界・職種でも重要視されるポイントです。
新しいことを学び続けるための忍耐力や判断力も大事なスキルなので、面接の際に評価してもらえます。
理学療法士からの転職で使える志望動機は?
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特に理学療法士から他職種に転職する場合は、スキル面よりも人柄や雰囲気が企業とマッチするかが判断基準になるケースが多いです。
面接を受ける前には、応募する企業のホームページなどから、企業理念や求める人物像をしっかりチェックしておくことがポイントです。
理学療法士と似ている職業はある?
理学療法士と似ている職業として、作業療法士が挙げられます。いずれも国家資格が必要な職業で、医学やリハビリの基礎を学ぶ点で共通しています。
理学療法士は基本的な体の動作の回復を促進するのに対して、作業療法士はトイレや入浴など生活の応用的な動作の回復を支援します。
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