契約社員も条件を満たせば退職代行を利用できる！注意点やおすすめサービスを紹介

契約社員は正社員と異なる契約形態のため、退職代行の利用可否や、利用する際の注意点が気になる人も多いのではないでしょうか。

結論、条件を満たせば契約社員でも退職代行を利用でき、スムーズに退職の手続きを進められます。

この記事では、契約社員が退職代行を利用する際の注意点や、おすすめのサービスについて詳しく解説します。

 

契約社員でも条件を満たせば退職代行を利用できる

契約社員でも条件を満たせば退職代行を利用できます。以下のいずれかに当てはまれば、契約社員でも退職代行を利用して退職できる可能性が高いです。

詳しく解説します。

条件①やむを得ない事情があること

契約社員が退職代行を利用できる条件1つ目は、やむを得ない事情があることです。

契約社員は正社員とは異なり、契約期間が設定されている場合が多いため、原則として契約満了までの勤務が求められます。

しかし、健康上の問題や家庭の事情、人間関係の悩みなど、働き続けることが困難になる状況もあるでしょう。

このような「やむを得ない事情」が認められれば契約途中での退職も可能となり、退職代行サービスを活用できます。

条件②契約開始から1年以上が経過していること

契約社員が退職代行を利用できる条件として、契約開始から1年以上が経過していることも挙げられます。

1年を超えて勤務している場合、使用者に申し出ることで、いつでも退職できると労働基準法第137条で定められています。

ただし、対象となるのは、もともとの契約期間が1年以上の契約に限るので注意してください。

契約期間が1年に満たない場合は契約期間を理由に退職ができないので、やむを得ない事情や雇用側と労働側の合意を条件に退職手続きをしましょう。

条件③雇用側と労働側の両者の合意があること

契約社員が退職代行を利用できる条件は、雇用側と労働側の両者の合意があることです。

契約社員は契約期間が満了するまで勤務することが基本ですが、雇用主と相談して合意を得られれば、途中退職が可能となる場合もあります。

退職代行サービスは雇用側との合意を得るためのサポートをしてくれるので、スムーズに退職手続きを進めやすくなるでしょう。

契約社員が利用する退職代行を選ぶ際のポイント

契約社員が利用する退職代行を選ぶ際のポイントを4つ紹介します。

詳しく解説します。

契約社員に対応しているか確認する

契約社員が利用する退職代行を選ぶ際のポイント1つ目は、契約社員に対応しているか確認することです。

退職代行サービスの中には、正社員向けのサービスを中心に提供している場合もありますが、契約社員や派遣社員などの非正規雇用にも対応しているかを確認しましょう。

契約社員の契約期間や条件に対応できる経験を持ったサービスを選ぶことで、スムーズに退職手続きが進み、トラブルを避けられます。

料金が相場と乖離していないか確認する

契約社員が利用する退職代行を選ぶ際のポイントとして、料金が相場と乖離していないか確認することも挙げられます。

一般的な退職代行の料金相場は、民間企業で1万〜5万円・労働組合で2万5000〜3万円・弁護士事務所で5万〜10万円程度です。

料金が相場よりも安すぎる場合はサービスの質が悪い可能性があり、相場よりも高すぎる場合は詐欺の可能性もあるので注意が必要です。

価格とサービス内容のバランスが取れているかを確認し、安心して任せられる退職代行を選びましょう。

返金保証があるか確認する

契約社員が利用する退職代行を選ぶ際のポイント3つ目は、返金保証があるか確認することです。

退職代行サービスのなかには、万が一退職手続きが完了しなかった場合に返金してくれる「返金保証制度」を設けているところがあります。

特に契約社員の場合、雇用契約が完了していない状況での退職となるため、トラブルが発生するリスクもゼロではありません。

返金保証があるサービスであれば、万が一の際も金銭的な損失を避けられるため、安心して利用できます。

運営元が労働組合または弁護士の業者だと安心

契約社員が利用する退職代行は、運営元が労働組合または弁護士の業者だと安心できます。

労働組合や弁護士が運営する退職代行サービスは企業との幅広い交渉に対応できるので、より安心して任せられます。

特に、弁護士が運営する退職代行は法的なトラブルにも強いので、契約途中での退職に損害賠償などのリスクがある場合はおすすめです。

契約社員におすすめの退職代行サービス5選

契約社員におすすめの退職代行サービスを5つ紹介します。

詳しく解説します。

リーガルジャパン

出典：lp.legal-japan.net

運営会社	日本労働産業ユニオン
運営タイプ	労働組合
利用料金	25,000円 ※別途、労働組合加入費2,000円
返金保証	◯
支払い方法	・クレジットカード ・モバイル決済 ・銀行振込
対応時間	24時間対応
即日退職	◯
相談手段	LINE
対応エリア	全国
代行内容	・即日退職 ・有給消化 ・退職後サポート（離職票受け取りなど）

リーガルジャパンは、労働組合が運営する退職代行サービスで、契約社員の人でも安心して利用できるサービスとして人気です。

弁護士が監修しているので法的対応が可能となり、複雑な契約内容の確認やトラブル対応もスムーズに行ってくれます。

契約社員の立場で退職を伝えることに強い不安がある人や、契約内容が難しくて理解が追いつかないという人におすすめです。

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退職代行辞スル

運営会社	株式会社シーズ
運営タイプ	労働組合提携
利用料金	22,000円
返金保証	◯
支払い方法	・銀行振込 ・クレジットカード ・電子決済 ・後払い決済サービス（ミライバライ）
対応時間	24時間対応
即日退職	○
相談手段	LINE
対応エリア	全国
代行内容	・即日退職 ・有給消化 ・退職後サポート（必須書類の用意など）

退職代行辞スルは、リーズナブルな料金でありながら高品質な退職サポートを提供するサービスで、契約社員の人にとっても使いやすいと評判です。

シンプルな料金プランとスピーディな対応が特徴で、追加費用がかからない明瞭な料金体系に定評があります。

コストを抑えつつすぐに転職したい、シンプルな手続きでスムーズに退職をしたいという契約社員の人におすすめです。

＼ 24時間LINE相談受付中 ／

 

退職代行トシケシ

出典：lp.torikeshi.jp

運営会社	日本労働産業ユニオン
運営タイプ	労働組合
利用料金	25,000円
返金保証	◯
支払い方法	・クレジットカード ・銀行振込
対応時間	24時間
即日退職	◯
相談手段	LINE
対応エリア	全国
代行内容	・即日退職 ・有給消化 ・退職後サポート（転職や失業保険等）

退職代行トシケシは、豊富な実績と高い信頼性を誇る退職代行サービスで、特に契約社員として働く人にとって安心して利用できる選択肢です。

丁寧なヒアリングを通じて最適な退職プランを提案してくれるので、利用者が安心して退職できるように最後までサポートしてくれます。

特有の雇用条件があり、自分だけで退職手続きが難しいという契約社員の人におすすめの退職代行サービスです。

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退職代行モームリ

出典：momuri.com

運営会社	株式会社アルバトロス
運営タイプ	民間企業
利用料金	・正社員　22,000円 ・アルバイト、パート　12,000円
返金保証	○
支払い方法	・銀行振込 ・クレジットカード ・コンビニ支払い
対応時間	24時間対応
即日退職	○
相談手段	・LINE ・電話
対応エリア	全国
代行内容	・会社への代行連絡 ・退職手続き ・転職支援

退職代行モームリは、迅速で効率的な対応が魅力の退職代行サービスで「今すぐ辞めたい」という緊急のニーズに応えてくれる信頼できるサービスです。

シンプルな料金設定で追加費用が発生せず、利用者の特徴に合わせてサービス内容を最適化しているため、初めて退職代行を利用する人でも安心して利用できます。

スピード感のある対応とシンプルさを重視したい契約社員の人におすすめのサービスです。

＼ 24時間 LINEまたはメールで相談受付中 ／

 

 

退職代行Jobs

出典：jobs1.jp

運営会社	株式会社アレス
運営タイプ	労働組合
利用料金	27,000円
返金保証	◯
支払方法	・現金払い ・銀行振込み ・クレジットカード決済 ・コンビニ決済
対応時間	24時間対応
即日退職	◯
相談手段	LINE、電話
対応エリア	全国
代行内容	・退職届の提出 ・無料転職サポート ・有給申請

退職代行Jobsは、充実したサポート体制と利用者のニーズに寄り添った対応が特徴の退職代行サービスです。

業界知識が豊富なスタッフが在籍しているため、契約社員特有の契約条件や退職手続きをしっかりサポートしてくれます。

複雑な契約内容でも、しっかりサポートしてくれるサービスを選びたい人や、丁寧な対応で安心感を持って退職したい人におすすめです。

＼ 24時間 LINEまたはメールで相談受付中 ／

 

 

契約社員が退職代行を利用する際の注意点

契約社員が退職代行を利用する際の注意点を2つ紹介します。

詳しく解説します。

注意点①満了金が受け取れなくなる

契約社員が退職代行を利用する際の注意点1つ目は、満了金が受け取れなくなることです。

満了金とは、契約期間を全うした場合に支給される一時金のことで、契約社員のメリットの一つです。

殆どの場合、契約期間途中で退職すると満了金が支払われないので、満了金の有無は事前に契約書を確認しましょう。

注意点②失業保険を受け取りづらくなる

契約社員が退職代行を利用する際の注意点として、失業保険を受け取りづらくなることも挙げられます。

失業保険は、自己都合退職や契約期間満了に伴う退職の場合に給付が認められるものですが、契約期間を満了せずに退職した場合、受け取りにくくなる可能性があります。

特に契約途中の退職では、失業保険が受け取れるかどうかをハローワークなどで確認し、計画的に退職のタイミングを決めるようにしましょう。

契約社員の退職代行に関するよくある質問

契約社員の退職代行に関するよくある質問をいくつか紹介しますので、参考にしてみてください。

契約社員で1ヵ月しか働いていないけれど退職代行は利用できる？

契約社員で1ヵ月しか働いていない場合でも、退職代行サービスの利用は可能です。

ハラスメントや病気など、やむを得ない事情があれば途中退職も認められることが多く、退職代行サービスを利用して退職手続きを進めることができます。

退職理由を代行業者にしっかりと伝えて、スムーズな退職につなげましょう。

契約社員が退職代行を利用しても退職金はもらえる？

契約社員が退職代行を利用して退職する場合でも、基本的には退職金をもらえるかどうかは契約内容に依存します。

契約社員の退職金は、正社員と比べて支給がないケースが多く、退職金制度がない企業も少なくありません。

契約社員であっても契約期間が長期にわたり、退職金支給の規定がある場合には、受け取れる可能性があります。

契約社員は退職代行でいつ辞めても問題ない？

契約社員が退職代行を利用して「いつでも辞められる」わけではなく、辞めるタイミングには注意が必要です。

契約社員は通常、契約期間が決まっており契約満了までの勤務が前提となっているので、契約途中での退職は最悪の場合、損害賠償請求をされる可能性もあります。

しかし、やむを得ない事情がある場合や、雇用主との合意が得られれば、途中退職も可能になるので、できるだけ雇用主との合意が得られるよう進めましょう。

契約社員が契約更新しないとどうなる？

契約社員が契約更新をしない場合、契約期間が満了するとそのまま雇用契約は終了します。

契約更新をしない意思を伝えると、特に退職代行サービスを利用することなく自然な形での退職が可能です。

更新しない場合、退職金や満了金の支給条件に影響が出ることもあるので、事前に確認するようにしましょう。

契約社員も退職代行を利用してスムーズに退職しよう

契約社員は契約期間が定められているため、途中で退職を考えると、手続きや雇用主との交渉に不安を抱く人も多いかもしれません。

しかし、退職代行サービスを活用すれば、複雑な交渉や手続きをプロが代行し、スムーズな退職をサポートしてくれます。

特に、退職意向を直接伝えにくい場合や、トラブルのリスクを避けたい場合には、退職代行サービスの力を借りましょう。

契約内容や条件をしっかり確認し、信頼できる代行サービスを利用すれば、契約社員でもスムーズな退職が可能です。