「新卒で入社したばかりだけど、すでに退職を考えている」そんな悩みを抱える人も少なくありません。
思っていた仕事内容と違う、会社の雰囲気が自分に合わない等、早期に退職を考えることもあるでしょう。
この記事では、新卒が退職代行を利用して辞めるべきケースやそのリスクについて詳しく解説していきます。
- 新卒でも退職代行を利用して良い理由
- 新卒が退職代行を利用するメリット
- 新卒で退職代行を利用するべきケース
- 新卒が退職代行を選ぶポイント
- 新卒におすすめの退職代行サービス
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目次
新卒でも退職代行を利用して問題なし！入社してすぐでもOKな理由
結論、新卒でも退職代行を利用して問題ありません。入社してすぐでも退職代行を利用していい理由は以下の4つです。
- 転職先に退職代行の利用はばれない！第二新卒転職が可能
- 自分で退職を申し出ると会社から引き止められる恐れがある
- 入社後すぐに退職するケースは珍しくない
- 新卒で退職代行を利用する人は急増している
詳しく解説します。
転職先に退職代行の利用はばれない！第二新卒転職が可能
新卒でも退職代行を利用していい理由の1つ目は、転職先に退職代行の利用はばれないので第二新卒転職が可能だからです。
退職代行を利用すると転職先にばれるのではないかと不安に感じる人も多いかもしれませんが、基本的に転職先にばれることはありません。
入社してすぐの段階であれば第二新卒が可能なので、早めに新しい環境を探すのはキャリアにとってプラスになることもあるでしょう。
自分の健康や将来を第一に考え、必要であれば退職代行を積極的に活用することも一つの選択肢です。
自分で退職を申し出ると会社から引き止められる恐れがある
新卒でも退職代行を利用していい理由として、自分で退職を申し出ると会社から引き止められる恐れがあります。
特に新卒の場合「せっかく採用したのだからもう少し頑張ってほしい」と説得されるケースが多いです。
こうした引き止めの言葉に感情的なプレッシャーを感じてしまい「もう少し頑張ってみようかな」と気持ちが揺らぐこともあるでしょう。
しかし、退職代行を利用すれば退職代行サービスが会社とのやりとりを代わりに行ってくれるため、直接交渉する必要がなく引き止めのプレッシャーを感じずに済みます。
入社後すぐに退職するケースは珍しくない
新卒でも退職代行を利用していい理由として、入社後すぐに退職するケースは珍しくないことも挙げられます。
特に新卒の場合は初めての社会経験であり、理想と現実のギャップに戸惑うことも多いです。
思っていた業務内容と違う、会社の雰囲気が合わない、体調を崩してしまうなどさまざまな理由で早期退職を選ぶ新卒は少なくありません。
退職代行を利用して退職手続きをスムーズに行い、早めに自分に合った環境を見つけることの方が、長期的にはキャリアにとってプラスになることも多いでしょう。
新卒で退職代行を利用する人は急増している
新卒でも退職代行を利用していい理由は、新卒で退職代行を利用する人が急増しているからです。
その背景には、働き方に対する価値観の変化や精神的な負担を軽減したいという新卒のニーズが高まっていることが挙げられます。
SNSやインターネットの普及により退職代行サービスの存在が広く知られるようになり、利用するハードルも低くなりました。
新卒での退職は珍しいことではなく、早期に自分に合った働き方を見つけることが重要だという認識が広がっています。
新卒が退職代行を利用するメリット
新卒が退職代行を利用するメリットを3つ紹介します。
- 自分はなにもせず会社の人と顔を合わせることなく辞められる
- 最短即日で退職できる
- 会社から引き止められていても退職できる
詳しく解説します。
自分はなにもせず会社の人と顔を合わせることなく辞められる
新卒が退職代行を利用するメリット1つ目は、自分はなにもせず会社の人と顔を合わせることなく辞められることです。
入社して間もない時期であれば、会社に対する申し訳なさや周囲の目が気になって、退職を切り出しにくい人もいるでしょう。
しかし、退職代行を利用すればすべての手続きを代行業者が行ってくれるため、自分は一切会社の人と直接やりとりする必要がありません。
退職代行を使うことで余計なプレッシャーを感じることなく、スムーズに次のステップに進む準備が整えられます。
最短即日で退職できる
新卒が退職代行を利用するメリットは、最短即日で退職できる点です。
退職を申し出る場合は会社との話し合いや手続きのために一定の期間がかかることが多いです。
新卒で入社したばかりの場合は退職の意思を直接伝えるのが難しいこともありますが、退職代行を利用することで、すぐに会社との関係を清算できます。
即日退職が可能という点は、精神的にも大きなメリットになるでしょう。
会社から引き止められていても退職できる
新卒が退職代行を利用するメリットとして、会社から引き止められていても退職できることも挙げられます。
特に新卒の場合、会社は「せっかく育成を始めたのだから」とさまざまな理由で退職を思いとどまらせようとすることが多いでしょう。
しかし、退職代行を利用すれば会社と直接話し合う必要がなく、引き止めの交渉をすべて代行業者が引き受けてくれます。
退職代行のサポートにより余計な説得や交渉に悩むことなく、スムーズに退職することが可能です。
新卒で退職代行を利用するべきケース
新卒で退職代行を利用するべきケースを3つ紹介します。
- 労働条件や労働内容が事前情報と異なる場合
- パワハラやいじめに合っている場合
- 会社が退職を認めてくれない場合
詳しく解説します。
労働条件や労働内容が事前情報と異なる場合
新卒で退職代行を利用するべきケース1つ目は、労働条件や労働内容が事前情報と異なる場合です。
例えば、面接時に提示された条件が実際には守られていない、約束された業務内容がまったく違ってるなど、期待と現実のギャップにストレスを感じることがあります。
退職代行を利用することで不誠実な労働環境から早急に離れられるので、自分にとってより良い環境を見つけるための準備が可能になるでしょう。
パワハラやいじめに合っている場合
新卒で退職代行を利用するべきケースには、パワハラやいじめに合っている場合も該当します。
働き始めてすぐの段階で上司や同僚からの不当な扱いや無視、過度なプレッシャーを感じるような状況は、精神的にも肉体的にも大きな負担となるでしょう。
退職代行を利用すれば会社側と顔を合わせることなく退職できるので、トラブルを引きずることなく新しいスタートを切ることが可能です。
自分の健康や安全を最優先に考えて無理をせず、退職代行のサポートを受けるようにしてください。
会社が退職を認めてくれない場合
新卒で退職代行を利用するべきケースとして、会社が退職を認めてくれない場合も挙げられます。
退職を伝えたにもかかわらず会社が引き止め、強引に退職を拒否するケースも残念ながら存在します。
退職の意思を表明した時点で労働者には退職する権利があるので、退職代行を利用して会社との面倒なやりとりを避け、スムーズに退職しましょう。
新卒で退職代行を利用するリスク
新卒で退職代行を利用するリスクを3つ紹介します。
- 転職活動で「すぐに辞める人」だと思われる可能性がある
- 退職癖がついて転職後もまた退職代行に頼る恐れがある
- 会社から直接家族に連絡が来る可能性がある
詳しく解説します。
転職活動で「すぐに辞める人」だと思われる可能性がある
新卒で退職代行を利用するリスク1つ目は、転職活動で「すぐに辞める人」だと思われる可能性があることです。
特に新卒での早期退職は、企業から「職場に適応できないのでは」と懸念されることが少なくありません。
短期間での退職経験から何を学び、それを次の仕事にどう活かすのかを明確に説明する必要があるので、転職先に退職理由をポジティブに伝えることが重要です。
退職癖がついて転職後もまた退職代行に頼る恐れがある
新卒で退職代行を利用するリスクは、退職癖がついて転職後もまた退職代行に頼る恐れがある点です。
新卒で一度退職代行を使ったことで転職先でも問題が生じた際に、再び退職代行に頼りがちになり結果的に短期間で職場を転々とする可能性が出てきます。
退職代行は適切に利用すれば大変有効なツールですが、あまり頻繁に使うと職歴が安定しないという印象を与えてしまう恐れがあるので注意が必要です。
退職代行を利用する際には、なぜその会社を辞めたいのか、次に転職する際はどのような環境を望むのかをしっかりと見極めるようにしましょう。
会社から直接家族に連絡が来る可能性がある
新卒で退職代行を利用するリスクとして、会社から直接家族に連絡が来る可能性があることも挙げられます。
退職代行を利用すると、基本的にはすべての連絡や交渉は代行業者が引き受けてくれるため、直接会社とやりとりする必要はありません。
しかし、万が一会社側が家族に連絡するという事態が起こる可能性がある場合は、退職代行から会社側に家族へ連絡しないように伝えてもらいましょう。
新卒が退職代行を利用する流れ
新卒が退職代行を利用する流れを紹介します。
- 気になる退職代行に無料相談する
- 利用を決めたら依頼費用を支払う
- 退職日などの希望条件を伝える
- 退職代行が会社と退職手続きを進める
- 貸与物などを返却し退職手続きが完了する
詳しく解説します。
手順①気になる退職代行に無料相談する
新卒が退職代行を利用する最初の流れは、気になる退職代行に無料相談することです。
多くの退職代行業者はまず無料で相談を受け付けており、退職に関する悩みや状況を詳しくヒアリングしてくれます。
無料相談の際には、現在の勤務状況や退職の理由、会社との関係性などを率直に伝えましょう。
退職代行業者はあなたの状況に応じた最適な退職プランを提案してくれます。
手順②利用を決めたら依頼費用を支払う
新卒が退職代行を利用する次の流れは、利用を決めたら依頼費用を支払うことです。
多くの退職代行業者では事前に料金を明確に提示しており、一般的には数万円程度ですが、サービス内容や会社規模によって異なる場合もあるので注意が必要です。
支払い方法は、銀行振込やクレジットカード、最近では電子マネーやコンビニ払いなど、幅広い選択肢が用意されています。
支払いの確認が済んだ後すぐに手続きを進めてくれる業者を選ぶと、スムーズに退職ができるでしょう。
手順③退職日などの希望条件を伝える
新卒が退職代行を利用する手順3では、退職日などの希望条件を伝えます。以下を参考に具体的な希望条件を伝えてください。
- 退職を希望する日程
- 最終出勤日
- 退職後に必要な書類の受け取り方法
- 会社からの連絡を避けたい場合の希望
具体的な条件を明確に伝えることで、会社とのトラブルを避けてスムーズな退職が可能になります。
手順④退職代行が会社と退職手続きを進める
新卒が退職代行を利用する次の流れでは、退職代行が会社と退職手続きを進めてくれます。
退職代行業者が会社とすべてのやり取りを行うため、あなたは直接対応する必要はありません。
もし会社から引き止めや交渉があった場合も、退職代行業者がすべて対応してくれるため、精神的な負担を感じることなく、スムーズに退職を進められます。
退職が正式に受理され会社との関係が解消されるまでサポートを受けられるのが、退職代行の大きなメリットです。
手順⑤貸与物などを返却し退職手続きが完了する
新卒が退職代行を利用する最後の手順として、貸与物などを返却し退職手続きが完了します。
貸与物などを返却も返却方法は郵送など、退職代行業者のサポートにより会社と合意した方法で進められるので、直接会社に出向く必要はありません。
退職手続きが完了した時点で、会社との関係が完全に解消されます。退職代行を上手く利用してスムーズに新しいスタートの準備をしましょう。
新卒が退職代行を選ぶポイント
新卒が退職代行を選ぶポイントを3つ紹介します。
- 信頼できるサービスか
- 料金が相場と乖離していないか
- 評判や口コミが悪くないか
詳しく解説します。
信頼できるサービスか
新卒が退職代行を選ぶポイント1つ目は、信頼できるサービスかどうかです。
弁護士が監修している、または弁護士が運営している退職代行サービスは信頼できる要素の一つと言えます。
法律に基づいたサポートを受けられるので、万が一会社側が不当な対応をした場合でも、退職代行業者が迅速に処理してくれるでしょう。
料金が相場と乖離していないか
新卒が退職代行を選ぶポイントは、料金が相場と乖離していないかです。以下を参考にしましょう。
| 運営 | 費用相場 |
|---|---|
| 民間企業 | 2万円〜3万円 |
| 労働組合 | 25,000円〜3万円 |
| 弁護士事務所 | 3万円〜10万円 |
退職代行サービスは運営元により料金設定が異なるので、詳細をしっかり確認する必要があります。
料金が明確に表示されていて退職代行に含まれるサービス内容がはっきりと提示されている業者を選ぶようにしましょう。
評判や口コミが悪くないか
新卒が退職代行を選ぶポイントに、評判や口コミが悪くないかも挙げられます。
評判や口コミをしっかりチェックすることで、その業者が提供するサービスの質や対応の誠実さを事前に把握できるでしょう。
良い口コミが多い業者は過去に多くの成功事例があり、利用者に対して誠実な対応をしている可能性が高いです。
「X」や「ヤフー知恵袋」などを利用して評判や口コミをしっかり確認し、安心して任せられる退職代行サービスを選びましょう。
新卒におすすめの退職代行サービス3選
新卒におすすめの退職代行サービスを3つ紹介します。
- リーガルジャパン
- 退職代行TORIKESHI（トリケシ）
- 退職代行モームリ
詳しく解説します。
リーガルジャパン
| 運営会社 | 日本労働産業ユニオン |
|---|---|
| 運営タイプ | 労働組合 |
| 利用料金 | 25,000円 ※別途、労働組合加入費2,000円 |
| 返金保証 | ◯ |
| 支払い方法 | ・クレジットカード ・モバイル決済 ・銀行振込 |
| 対応時間 | 24時間対応 |
| 即日退職 | ◯ |
| 相談手段 | LINE |
| 対応エリア | 全国 |
| 代行内容 | ・即日退職 ・有給消化 ・退職後サポート（離職票受け取りなど） |
リーガルジャパンは、弁護士が監修している法的な知識を基にした適切な対応が期待できる退職代行サービスです。
弁護士が関わっているため、法的に不備のない退職が保証されることから、安心して退職代行を利用したい人におすすめできます。
＼ 24時間LINE相談受付中 ／
退職代行TORIKESHI（トリケシ）
| 運営会社 | 日本労働産業ユニオン |
|---|---|
| 運営タイプ | 労働組合 |
| 利用料金 | 25,000円 |
| 返金保証 | ◯ |
| 支払い方法 | ・クレジットカード ・銀行振込 |
| 対応時間 | 24時間 |
| 即日退職 | ◯ |
| 相談手段 | LINE |
| 対応エリア | 全国 |
| 代行内容 | ・即日退職 ・有給消化 ・退職後サポート（転職や失業保険等） |
退職代行TORIKESHI（トリケシ）のサービスの特徴は、すぐに対応してほしい人のために即日対応が可能な点です。
迅速かつ手軽に退職手続きを進めたい新卒の人におすすめの退職代行サービスと言えます。
＼ 24時間LINE相談受付中 ／
退職代行モームリ
出典：momuri.com
| 運営会社 | 株式会社アルバトロス |
|---|---|
| 運営タイプ | 民間企業 |
| 利用料金 | ・正社員 22,000円 ・アルバイト、パート 12,000円 |
| 返金保証 | ○ |
| 支払い方法 | ・銀行振込 ・クレジットカード ・コンビニ支払い |
| 対応時間 | 24時間対応 |
| 即日退職 | ○ |
| 相談手段 | ・LINE ・電話 |
| 対応エリア | 全国 |
| 代行内容 | ・会社への代行連絡 ・退職手続き ・転職支援 |
「もう無理…」と感じている状況で退職の手続きさえ負担に感じる人でも、モームリならストレスを最小限に抑えて退職手続きを進められるでしょう。
退職代行モームリは相談の段階から非常に親身になってサポートしてくれるので、退職に関して不安がある人におすすめです。
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新卒が退職代行を利用する際によくある質問
新卒が退職代行を利用する際によくある質問を紹介します。
新卒が退職代行を利用するのはクズ？
新卒が退職代行を利用するのは決してクズではありません。
退職代行を利用する理由は人それぞれで、環境や状況によっては自分のキャリアを守るための正当な選択と言えるでしょう。
退職代行を利用することに対して罪悪感を持つ必要はなく、むしろ自分自身の未来や成長を考えて行動することが重要です。
新卒が利用できる退職代行の最大手は？
新卒が利用できる退職代行の最大手として、この記事の中で紹介している「退職代行モームリ」が挙げれます。
最大手の退職代行サービスは実績や知名度があり安心して利用できるので、初めて退職を考える新卒の人に特におすすめです。
口コミや評判もよくサポートが充実しているため、安心して退職手続きを進められます。
新卒で多い退職理由は？
新卒で退職を考える人にはさまざまな理由があるので、以下を参考にしてください。
- 仕事内容が想像と違っていた
- 職場の人間関係の問題
- 労働条件が劣悪
- キャリアや将来への不安
特に新卒に多い退職理由ではありますが、自分自身のキャリアや将来のために必要な選択肢として退職代行を活用するのも決して間違いではありません。
新卒は何ヶ月で辞めることが多い？
厚生労働省のデータによると、新卒者の10人に1人は半年から1年で退職しており、3ヶ月未満で辞める人も5％ほどです。
最も多いのは入社後1年以内や3年以内で、2020年度のデータで新卒大卒者の3年以内離職率は32.3％、高卒者では37.0％と報告されています。
(引用元：新規学卒就職者の離職状況)
さいごに｜新卒でも退職代行を利用して即日退職しよう
新卒でも退職代行を利用して即日退職することは可能です。実際、退職代行を利用する新卒は増えています。
特に、入社直後に職場が自分に合わないと感じた場合や、パワハラ・労働条件の違いなど、即座に辞めたい理由があるときは、退職代行が役に立つでしょう。
新卒の早期退職は珍しくなく、将来的に自分に合ったキャリアを見つけるための1つの手段と言えます。
今の環境に無理をして長くとどまるよりも、退職代行を活用し早めに行動して次のキャリアに向けた一歩を踏み出しましょう。
退職代行サービス選びに迷ったらどうすればいい？
退職代行サービスを利用することで、上司や同僚と顔を合わせることなくすぐに退職が可能です。そこで、「ウルキャリ転職」が総力を挙げて20社以上の退職代行サービスを徹底比較し、おすすめを紹介しています。 あなたが選ぶべきなのはどの退職代行サービスなのかが分かりますので、迷った時の参考にしてみてください。
