今後のためにも対処法を知っておきたい・・・
パソナキャリアは独自の審査基準があり、業界の中でも審査が厳しめな転職エージェントです。
基準に満たないことを理由に、パソナキャリアからサービスの提供を断られるケースがあり、原因が分からず混乱する方もいるでしょう。
この記事では、パソナキャリアに断られた原因と対処法について詳しく解説します。
- パソナキャリアに断られた人の理由
- パソナキャリアに断られたときの対処法
- パソナキャリアに断られない人の特徴
- パソナキャリアに断られたら登録するべきエージェント
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目次
パソナキャリアに断られた人の理由
パソナキャリアに断られた人の理由は以下のとおりです。
- 年齢がサポート対象外
- 経験やスキルが求人とミスマッチ
- 過去の転職回数が多い
- 離職中またはフリーター
- 経歴が特殊・専門性が高い
- 転職希望時期が決まっていない
- キャリアが浅すぎる
- 不適切行為が利用規約違反に該当している
8つの理由をそれぞれ見ていきましょう。
パソナキャリアに断られた理由①年齢がサポート対象外
パソナキャリアに断られた人の理由1つ目は、年齢がサポート対象外なためです。
パソナキャリアは30代の求職者を中心にサポートしており、社会人1、2年目の若年層や50代のエルダー世代は、主要ターゲットから外れてしまいます。
求職者の年齢によって、該当する求人が明らかに少ないと判断されれば転職支援を断られる場合があるでしょう。
パソナキャリアに断られた理由②経験やスキルが求人とミスマッチ
パソナキャリアに断られた人の理由2つ目は、経験やスキルが求人とミスマッチだからです。
パソナキャリアが取り扱う求人は、正社員として組織の即戦力になるものが多く、ある程度の実務経験者を対象としています。
実務未経験の方や、長年フリーランスとして働いてきて正社員の経験がない方は、パソナキャリアの条件を満たしていないでしょう。
パソナキャリアが独自の審査基準を設けているのは、適正な求人を適正な求職者に紹介するためであり、自社の求人とかけ離れた経歴の方は断られるケースがあります。
パソナキャリアに断られた理由③過去の転職回数が多い
パソナキャリアに断られた人の理由として、過去の転職回数が多い点も挙げられます。
年齢にもよりますが、転職回数が3回以上あると一般的に転職が多いと捉えられます。転職回数が多くキャリアに一貫性がないと、飽きっぽい性格に見えてしまい求人の紹介がしづらくなります。
転職回数のせいで1社あたりの在職期間が短い点も、職歴のわりにスキルが身についていないと思われる原因でしょう。
パソナキャリアに断られた理由④離職中またはフリーター
パソナキャリアに断られた人には、離職中またはフリーターが理由の場合もあります。
離職期間が長い方は、なぜ離職期間が長いのか、離職期間に何をしていたのかを必ず問われます。
やむを得ない理由があれば別ですが、これといった理由もなく無職期間が延びている場合は、印象が悪くなるでしょう。
フリーターも同様で、フリーターを選んだ理由が曖昧だと計画性に乏しく見えてしまい、求人の紹介を断られる方がいます。
パソナキャリアに断られた理由⑤経歴が特殊・専門性が高い
パソナキャリアに断られた人の理由5つ目は、経歴が特殊・専門性が高いためです。
パソナキャリアは、人事や総務、経理や経営企画といった管理部門の求人紹介に強みがあります。
特殊な求人や、何か一つに特化した専門的な求人はそこまで取り扱っておらず、本人に落ち度がなくても紹介を断られる場合があるでしょう。
特殊なスキルがある方は、専門分野に特化した転職エージェントに登録することをおすすめします。
パソナキャリアに断られた理由⑥転職希望時期が決まっていない
パソナキャリアに断られた人の理由として、転職希望時期が決まっていないせいもあるでしょう。
多くの場合、企業は採用に至った人材をできるだけ早く迎え入れたいと考えるため、求職者の転職希望時期は3ヶ月以内が望ましいです。
企業と求職者、双方の入社希望時期が一致して初めて紹介に至るので、転職希望時期が曖昧な方には求人を紹介しづらいのがエージェントの本音です。
転職意欲が低いと判断されて損をしないように、転職希望時期は慎重に伝えましょう。
パソナキャリアに断られた理由⑦キャリアが浅すぎる
パソナキャリアに断られた人の7つ目の理由は、キャリアが浅すぎるからです。パソナキャリアは、管理職も視野に含む中堅社員向けの転職支援に軸足をおいています。
大学卒業間もない新卒社員や社会人経験3年未満の若年層には、紹介できる求人が限られるため支援を断る場合があります。
キャリア不足を今すぐに補うのは難しいので、若年層や就労未経験者をターゲットとするエージェントも視野に入れると良いでしょう。
パソナキャリアに断られた理由⑧不適切行為が利用規約違反に該当している
パソナキャリアに断られた人の理由として、不適切行為が利用規約違反に該当している点も挙げられます。
パソナキャリアで告知されている代表的な利用規約違反を5つ紹介します。
- 虚偽の申請
- プライバシーを侵害する行為
- 信用を毀損する行為
- 公序良俗に反する行為
- 反社会的勢力に該当
いずれもよく目にする内容ですが、不適切行為が上記に該当した場合は当然利用を断られるでしょう。
パソナキャリアに断られたときの対処法
パソナキャリアに断られたときの対処法は以下のとおりです。
- 条件を見直して再登録する
- 他の転職エージェントに登録する
- 求人サイトを利用する
- 転職希望時期は3ヶ月以内と伝える
- 複数の転職サービスを併用する
- 自力で転職活動する
1つずつ解説します。
パソナキャリアに断られた時の対処法①条件を見直して再登録する
パソナキャリアに断られたときの対処法1つ目は、条件を見直して再登録することです。
今すぐに見直せる登録条件を3つ紹介します。
- 希望年収の見直し
- 希望職種の見直し
- 希望する職場環境の見直し
希望年収を主観的に捉えている方は、年収の相場を調べるなどして妥協点を探すと良いでしょう。
希望の業界や職種を1つに絞りこんでいる方も、過去の経験が活かせそうな職種を柔軟に検討して、間口を広くしてください。
パソナキャリアに断られた時の対処法②他の転職エージェントに登録する
パソナキャリアに断られたときの対処法2つ目は、他の転職エージェントに登録することです。
パソナキャリアに断られた理由を自分なりに解釈して、同じ状況に陥らないエージェントを見つけることが大切です。
就労経験にこだわらないエージェントやエルダー向けエージェント、地域や業界に特化したエージェントなど、複数の選択肢を検討しましょう。
パソナキャリアに断られた時の対処法③求人サイトを利用する
パソナキャリアに断られたときの対処法として、求人サイトを利用する方法も挙げられます。
求人サイトは転職エージェントと違い、プロによるマンツーマンのカウンセリングや面接のアドバイスといったサービスは受けられません。
その代わり転職活動のタイミングや期間、応募する企業や職種に制限がありません。すべて自分で管理する必要はありますが、何社でも自由に応募ができます。
パソナキャリアに断られた時の対処法④転職希望時期は3ヶ月以内と伝える
パソナキャリアに断られたときの対処法には、転職希望時期は3ヶ月以内と伝える点もあります。
転職エージェントはできるだけ転職意欲の高い人を優先して求人紹介したいので、求職者の転職希望時期が直近であればあるほど、求人紹介が優先されやすくなります。
登録時に転職希望時期を曖昧にしていた方は、3ヶ月以内に改めるとうまくいくケースがあるので、自分の登録情報を今一度見直しましょう。
パソナキャリアに断られた時の対処法⑤複数の転職サービスを併用する
パソナキャリアに断られたときの対処法として、複数の転職サービスを併用するのも有効です。
企業からのスカウトサービスや自己分析ツールの提供、無料セミナーなど転職サービスはさまざまな種類があり、カウンセリングと求人紹介だけではありません。
審査基準を設けない転職エージェントも多数あるので、ほかのエージェントも視野に入れつつ、自分に合った転職サービスを柔軟に活用すると良いでしょう。
パソナキャリアに断られた時の対処法⑥自力で転職活動する
パソナキャリアに断られたときの最後の対処法は、自力で転職活動することです。自力での転職活動には、おもに3つの方法があります。
- ハローワークで求人を探す
- 知り合いに相談する
- 興味のある企業の採用情報を調べる
ハローワークは、厚生労働省が運営する公的な就労支援サービスであり、職歴に自信のない方の転職活動にはとくに向いています。
ハローワークが紹介する求人には、未経験者や転職回数が多い方でも応募できるものが多く、複数のエージェントに断られた方は一度試してみると良いでしょう。
パソナキャリアに断られない人とは
パソナキャリアに断られない人は、以下2つのどちらかに当てはまる場合です。
- キャリアアップを目指している人
- 女性に理解ある職場を探したい人
順番に見ていきましょう。
パソナキャリアに断られない人①キャリアアップを目指している人
パソナキャリアに断られない人は、キャリアアップを目指している人です。
パソナキャリアの実績を3つ紹介します。
- 自社の限定求人1500件以上
- 求人の平均年収600万円以上
- 大手・優良企業求人が9割以上
ほかにもパソナキャリアから転職サポートを受けた方のうち、半数以上の方が年収アップに成功しているので、キャリアアップ支援にも強みがあります。
このようなサポートには向上心のある方が向いており、転職によって役職を上げたい方にもマッチングもしやすいでしょう。
パソナキャリアに断られない人②女性に理解ある職場を探したい人
パソナキャリアに断られない人には、女性に理解ある職場を探したい人も含まれます。パソナキャリア自体が働く女性に理解のあるエージェントなので、取り扱う求人も女性の労働環境に配慮されたものが多いです。
仕事と家庭を両立させたい方はパソナキャリアと相性が良いので、アドバイザーに相談して、育休や時短勤務の制度が整った企業を紹介してもらいましょう。
パソナキャリアに断られた場合に登録するべき転職エージェント
パソナキャリアに断られた場合に登録するべき転職エージェントは次の3社です。
- リクルートエージェント
- doda
- JACリクルートメント
1社ずつ見ていきましょう。
パソナキャリアに断られた人におすすめ①リクルートエージェント
出典:r-agent.com
運営会社 | 株式会社リクルート |
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公開求人数 | 約473,000件 |
非公開求人数 | 約403,000件 |
対応地域 | 全国+海外 |
拠点 | 東京本社 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー (全国に16拠点) |
料金 | 無料 |
パソナキャリアに断られた場合に登録するべき転職エージェント1つ目は、リクルートエージェントです。
公開求人数、非公開求人数、転職支援実績数ともに申し分のないエージェントで、転職セミナーやイベントは毎週開催されている充実ぶりです。
応募書類の添削や面接対策をはじめ、採用に関するノウハウの質が業界トップクラスである点も、大きな強みです。
日本全国の求人を網羅しているので、都心部以外にお住まいの方でも問題ありません。エージェント選びに迷った方は、リクルートエージェントを検討しましょう。
パソナキャリアに断られた人におすすめ②doda
出典:doda.jp
運営会社 | 株式会社パーソルキャリア |
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公開求人数 | 約261,000件 |
非公開求人数 | 約34,000件 |
対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京本社(丸の内オフィス) 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F (全国に24拠点) |
料金 | 無料 |
パソナキャリアに断られた場合に登録するべき転職エージェント2つ目は、dodaです。
転職サイトと転職エージェント、2つのサービスを利用できる点がdodaならではの特徴です。
自分のペースで転職活動をしたい方はもちろん、アドバイザーの手厚いフォローを望む方のニーズも満たせるのがdodaのメリットです。
キャリアアドバイザーの質が高く、適切なアドバイスがもらえると評判なので、1人での転職活動に自信がない方はdodaに登録しておくと良いでしょう。
また、doda自己診断ツールは非常に充実しているので、自分のペースで進めたい方には無料コンテンツの有効活用をおすすめします。
「doda(デューダ)の評判・口コミを徹底調査【活用するコツや注意点を解説】」
「dodaエージェントはひどい?悪い評判・口コミの真相を解説」
パソナキャリアに断られた人におすすめ③JACリクルートメント
運営会社 | 株式会社JAC |
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公開求人数 | 約20,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京本社 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング14階 (全国に12拠点) |
料金 | 無料 |
パソナキャリアに断られた場合に登録するべき転職エージェントには、JACリクルートメントもあります。
JACリクルートメントは、ハイクラス・ミドルクラス転職では欠かせないエージェントの1つです。
「管理職」「技術職」「専門職」向け転職支援のエキスパートで、スキルも年収もかなり高めな求人を取り扱っています。
十分な実力を持ちながらも面接で不採用となる方向けのノウハウも豊富なので、実務には自信があるもののコミュニケーションに苦手意識がある方にも安心です。
専門性の高さが理由でパソナキャリアに断られた方は、JACリクルートメントに登録すると良いでしょう。
パソナキャリアに断られた場合に転職エージェントを使わず転職する方法
パソナキャリアに断られた場合に、転職エージェントを使わずに転職サイトを利用して応募する方法をまとめました。
転職エージェントは求人紹介やアドバイスをする以外にも、面接日時や入社日などの調整も行います。
一方転職サイトは求職者自ら企業に応募をし、入社するまでの一連を自分で管理しなければならず、自由に活動できる半面やや煩雑に感じるでしょう。
転職フロー | 活動内容 |
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【STEP1】転職準備 | 希望条件の整理 進捗管理方法の検討 求人検索 |
【STEP2】応募・面接 | 応募書類の準備 求人応募 面接に向けた情報収集 面接 |
【STEP3】内定・退職 | 内定 退職届の提出 引継ぎ 退社・入社 |
転職活動には大きく分けて3つの段階があり、最も重要なのは2つ目の「応募・面接」です。
順調に進めば最短1、2ヶ月で内定まで進みますが、転職活動の長さは個人差が大きく一概には言えません。
活動期間が長くなると進捗が曖昧になりがちなので、管理方法は早い段階で決めて抜け漏れなく把握しましょう。
転職意欲の低下を防止する意味でも、転職活動は3ヶ月前後を目標にしてください。
パソナキャリアに断られた人からのよくある質問
パソナキャリアに断られた人からのよくある質問を4つ挙げました。
パソナキャリアの登録審査はなぜ厳しい?
パソナキャリアの登録審査が厳しい理由は、サポート内容がハイクラス転職中心だからです。
求職者に無駄な労力を使わせないためにも、紹介できる求人がない方にははっきり伝えるのが、パソナキャリアのスタンスです。
パソナキャリアとは合わなくても、自分に合ったエージェントが見つかれば問題ないので、深刻に落ち込む必要はありません。
パソナキャリアに登録したけど連絡が来ないのはなぜ?
パソナキャリアに登録したものの連絡が来ないのは、登録した電話番号やメールアドレスが間違っている可能性があります。
パソナキャリアは登録から原則2営業日以内に連絡をするルールになっており、状況によっては最大1週間かかると言われています。
2週間過ぎても連絡がない場合は、登録完了時に届いたメールに問い合わせてみましょう。
過去にパソナキャリアに断られたけど再登録可能?
過去にパソナキャリアに断られても再登録は可能ですが、同じ結果にならないために、登録内容の見直しをおすすめします。
「希望年収」「希望職種」「職場環境の条件」は今すぐ再検討できる内容なので、一度再考してみると求人を紹介してもらえる可能性が上がるでしょう。
パソナキャリアなどの転職エージェントを使わない場合の穴埋めはどうすればいい?
パソナキャリアなどの転職エージェントを使わない場合の穴埋めには、以下2つの方法があります
- 転職エージェントとは違う転職サービスを利用する
- ハローワークで相談する
アドバイザーを介さない転職サービスを利用するのも1つの方法ですし、最寄りのハローワークに行って、地域密着型の企業求人を紹介してもらうのも良いでしょう。
パソナキャリアに断られないコツは?
パソナキャリアに断られないコツは、現職と同じように、転職後も正社員として働き続ける気持ちをしっかりアピールすることです。
パソナキャリアは、正社員から正社員への転職支援が中心なので、とくに未婚女性は、結婚や出産を経ても正社員として働きたい旨を伝えると良いでしょう。