パソナキャリアに門前払い・断られた原因と対処法【変わりの転職エージェントは？】

パソナキャリアは独自の審査基準を設けており、審査のハードルが高めと言われているので、このような不安を持っている方もいるでしょう。

とくに女性のハイクラス転職や管理部門向け転職に重きをおいているため、人によっては求人紹介を断られるケースもあります。

この記事では、パソナキャリアに門前払いをされるのは何故なのか、理由と対処方法を詳しく解説します。

 

パソナキャリアに門前払いされた・断られた時の原因【求職者が原因の場合】

パソナキャリアに門前払いされた・断られた原因が求職者にある場合を4つ紹介します。

1つ目から見ていきましょう。

パソナキャリアに門前払い・断られた原因①過去の転職回数が多い

パソナキャリアに門前払いされる理由が求職者にある場合の1つ目は、過去の転職回数が多いためです。

転職回数の多さは、転職活動ではマイナスに影響しがちです。致し方ない理由があれば別ですが、一身上の都合で転職を繰り返している方は、仕事の耐性が足りなく見えてしまい求人紹介で不利になるでしょう。

パソナキャリアは管理部門向けの転職サポートを得意としているため、自己管理がしっかりできる人材を求められます。

そのためパソナキャリアとしても、求職者の転職回数にはシビアにならざるを得ないでしょう。

パソナキャリアに門前払い・断られた原因②離職中・無職期間が長い

パソナキャリアに門前払いされる理由が求職者にある場合の2つ目は、離職中・無職期間が長いためです。

パソナキャリアのサービスは、正社員から正社員への転職が中心です。とくに女性は「結婚・出産を経ても働き続けたい方」に向けた企業求人を多く持っています。

したがって現状働いていない方や無職が長期に渡る方は、企業求人を紹介されない恐れがあります。

パソナキャリアに門前払い・断られた原因③転職が難しい経歴

パソナキャリアに門前払いされる理由が求職者にある場合、転職が難しい経歴である点も挙げられます。

パソナキャリアのサービスは正社員雇用に特化しており、最初から正社員として即戦力になれる方を対象にしています。

そのため職歴の無い方やアルバイト経験しかない方は、パソナキャリアで企業求人紹介を受けるのは難しいでしょう。

パソナキャリアに門前払い・断られた原因④年齢が高い

パソナキャリアに門前払いされる理由が求職者にある場合、年齢が高いせいもあるでしょう。

明確な年齢制限はありませんが、パソナキャリアのメインターゲットはおおよそ25歳～35歳で、比較的若い方のハイクラス転職をサポートしています。

年齢が高い方は、自社の保有求人と合わないという理由で、お断りされるケースもあります。

 

パソナキャリアに門前払い・登録拒否される理由【エージェント側の問題】

パソナキャリアに門前払い・登録拒否される理由が、エージェント側の問題である場合を3つ紹介します。

順番に説明します。

パソナキャリアに門前払い・登録拒否される理由①繁忙期でアドバイザーが人手不足

パソナキャリアに門前払い・登録拒否される理由がエージェント側の問題である場合の1つ目は、繁忙期でアドバイザーが人手不足なためです。

転職エージェントを活用するメリットは、アドバイザーと1対1でキャリアカウンセリングを受けられる点にあります。

簡単に言えば「面談」ですが、求職者とアドバイザーの認識が一致すればするほど、希望に近い企業求人を紹介されやすくなります。

しかし求職者に対しアドバイザーが不足していると、大事な「面談」に時間を割けないため、サポートを断られる場合があるでしょう。

パソナキャリアに門前払い・登録拒否される理由②求職者の年収が高く紹介できる求人がない

パソナキャリアに門前払い・登録拒否される理由がエージェント側の問題である場合の2つ目は、求職者の年収が高く紹介できる企業求人がないためです。

パソナキャリアのターゲットはそこまで年齢が高くありません。年収には職務の経験年数が考慮されるため、収入が極端に高い企業求人は一握りです。

したがって現職の年収や希望年収が極端に高い方は希望条件に当てはまる企業求人がなく、あらかじめお断りするケースがあるでしょう。

パソナキャリアに門前払い・登録拒否される理由③専門性の高い業種は紹介できない

パソナキャリアに門前払い・登録拒否される理由がエージェント側の問題である場合、専門性の高い業種は紹介できない点も挙げられます。

パソナキャリアは、もともとの母体が人材派遣会社ということもあり、女性の転職や管理部門の転職サポートに軸足を置いています。

人事や総務、経理や経営企画といった企業求人を得意とする一方、特定の業界・業種のスペシャリストを目指す方向けの求人はそれほど多くありません。

よって自社の保有求人と求職者の経歴がマッチしない理由で、断られる場合もあるようです。

 

パソナキャリアに門前払い・断られたときの対処法

パソナキャリアに門前払い・断られたときの対処法として以下3つ挙げました。

1つずつ見ていきましょう。

パソナキャリアの門前払いの対処法①パソナキャリアに再登録してみる

パソナキャリアに門前払いされたときの最初の対処法は、パソナキャリアに再登録してみることです。

パソナキャリアは登録自体に条件はありません。ただし、一度紹介を断られているのなら同じ状態のまま登録しても結果は同じです。

次のようなスキルアップをして、経歴を充実させてから再登録すると良いでしょう。

パソナキャリアの門前払いの対処法②他の転職エージェントに登録する

パソナキャリアに門前払いされたときの次の対処法は、他の転職エージェントに登録することです。

パソナキャリアよりも求人数が多いエージェントであれば、間口が広く、自分に見合った求人を見つけやすいでしょう。

また1つの業界・業種で長く勤めてきた方は、専門分野に特化したエージェントを検討するのも有効です。

転職エージェントからサポートを断られる理由はさまざまです。パソナキャリアに門前払いされたからといって、転職エージェントの利用をあきらめる必要はありません。

パソナキャリアの門前払いの対処法③登録審査のない転職サイトを利用する

パソナキャリアに門前払いされたときの対処法として、登録審査のない転職サイトを利用するのもおすすめです。

転職サイトは自分で企業求人を検索し自分でエントリーする仕組みのため、間にエージェントは挟みません。

助言や企業との仲介役をしてもらわない代わりに、いつどんな企業求人に応募するのも自由です。

未経験でも挑戦してみたい業種がある方や、駄目元で応募してみたい企業がある方は、あえてエージェントを介さずに、転職サイトを利用する方法も良いでしょう。

 

パソナキャリアに門前払いされたら登録するべきおすすめ転職エージェント

パソナキャリアに門前払いされたら登録するべきおすすめ転職エージェントを3つ紹介します。どれも無料で利用できサポートが手厚いため、早めに登録しておくといいでしょう。

順番に説明します。

パソナキャリアに門前払いされた人におすすめ①リクルートエージェント

出典：r-agent.com

運営会社	株式会社リクルート
公開求人数	約447,000件
非公開求人数	約327,000件
対応地域	全国＋海外
拠点	東京本社 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー （全国に16拠点）
料金	無料

パソナキャリアに門前払いされたら登録するべきおすすめ転職エージェント1つ目は、リクルートエージェントです。

リクルートエージェントは公開求人・非公開求人ともに、業界屈指の求人数を保有しています。

企業求人は全国各地を網羅しているので、都心はもちろん、地方在住の方にも活用しやすいでしょう。

求人紹介だけではなく企業分析から面接対策まで一貫してサポートしてくれる点も、リクルートエージェントの強みです。

とくに、アドバイザーのヒアリングが丁寧で的確との評判が高く、今後のキャリアパスを一度プロに相談したいと思っている方は、登録しておくことをおすすめします。

 

パソナキャリアに門前払いされた人におすすめ②doda

出典：doda.jp

運営会社	株式会社パーソルキャリア
公開求人数	約214,000件
非公開求人数	非公開
対応地域	全国
拠点	東京本社（丸の内オフィス） 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F （全国に24拠点）
料金	無料

パソナキャリアに門前払いされたら登録するべきおすすめ転職エージェント2つ目は、dodaです。

dodaの特徴は、以下3つのサービスをすべて無料で活用できる点です。

自ら求人検索をしつつ、並行してキャリアカウンセリングを受けることで、アドバイザー視点の助言をもらえます。

また個人情報を伏せた状態で、企業からのオファーも受け取れるため、時間のない中で転職活動をする方には非常におすすめです。

スカウトサービスにはブロック機能もあるので、転職活動を秘密にしている方にも十分な配慮がされています。登録は無料なので一度試してみると良いでしょう。

 

パソナキャリアに門前払いされた人におすすめ③JACリクルートメント

出典：jac-recruitment.jp

運営会社	株式会社JAC
公開求人数	約11,000件
非公開求人数	非公開
対応地域	全国
拠点	東京本社 東京都千代田区神田神保町1-105　神保町三井ビルディング14階 （全国に12拠点）
料金	無料

パソナキャリアに門前払いされたら登録するべきおすすめ転職エージェントとして、JACリクルートメントも挙げられます。

JACリクルートメントはハイクラス・ミドルクラス転職に特化した転職エージェントです。
求人対象はおもに次の4種に分けられます。

現職で管理職の方や、研究職や開発職など1つを専門として極めてきた方には非常におすすめのエージェントです。

海外向けの企業求人もあるので、海外での活躍も視野に入れている方はぜひ、登録を検討してみましょう。

 

パソナキャリアからの門前払いに関するよくある質問

パソナキャリアからの門前払いに関するよくある質問を3つ紹介します。

パソナキャリアに門前払いされても再登録は可能？

パソナキャリアは門前払いされたあとでも再登録が可能です。しかし、同じ登録内容では審査に通過しづらいので、経歴に追記できるようなスキルアップが必要です。

資格の取得や現職での業務拡張など、できるだけ具体的に書けるものが望ましいでしょう。

スキルアップには、それ相応の時間と労力が必要ですが、いずれ自分の役に立つはずです。焦らずに取り組みましょう。

パソナキャリアの登録条件は？

パソナキャリアの登録条件はとくにありません。登録自体はいつでも誰でも可能です。

ただしパソナキャリアは独自の審査基準を設けており、基準に満たないとなれば、企業求人の紹介やアドバイザーとのカウンセリングを断られるケースがあるでしょう。

正社員として真面目に勤務しており、短いスパンで離職を繰り返していなければ、とくに心配する必要はありません。

パソナキャリアに登録したらいつ連絡が来る？

パソナキャリアに登録したあと連絡が来るのは、登録後原則2営業日以内とされています。

状況によっては1週間程度かかるので、10日程度はそのまま待っていれば良いでしょう。

2週間を過ぎても連絡がなければ、登録したメールアドレスが間違っている可能性もあるので、一度先方に連絡して状況を確認してください。

 

パソナキャリアに門前払いされたら他の転職エージェントに登録しよう

パソナキャリアに門前払いされたら、他の転職エージェントに登録しましょう。

転職エージェントは1社ではありません。合わないエージェントには固執せず、他のエージェントを検討して乗り換えるのも選択肢の1つです。

自分の状況に応じて「転職サイト」「他の大手転職エージェント」「業界・業種特化型エージェント」など、いくつか併用して自分に合った企業求人を見つけましょう。