<景品表示法に基づく表記>本サイトのコンテンツには、提携各社(マイナビ等)のプロモーションを含みます。

IBMの平均年収は意外と低い?新卒の初任給やバンド別に徹底調査

生徒
IBMの年収って高いと思っていたけど、意外と低いって本当かな?
年収を上げるにはどうするんだろう?

IBMは、「International Business Machines Corporation」の略称であり、アメリカに本社を構えるアメリカIBMの日本法人が日本IBMです。

日本IBMは日本を代表するIT企業であり非常に人気のある企業のため、転職を考えている人も多いのではないでしょうか。

ここではあまり知られていない日本IBMの年収について、役職や職務別に詳しく解説します。

転職先生
日本IBMは日本に本社があるとはいえ、制度はアメリカ本社にならっていることが多くありますよ。
この記事で分かること
・日本IBMの給与や昇進制度
・日本IBMの職種・役職・年齢・国別の平均年収
・日本IBMでの年収アップ方法
・IBM転職におすすめの転職エージェント
【結論】あなたのお悩みを解決するには
今の職場に満足していない場合や、転職を迷っている人・転職活動が上手くいかない人は、転職エージェントを利用することでお悩みを解決できます。
転職エージェントを利用するべき7つの理由
  1. 無料で利用できる
  2. キャリアや転職について何でも相談できる(転職するつもりがなくてもOK)
  3. 希望に沿った求人や非公開の優良求人を紹介してもらえる
  4. 転職のプロがあなたの転職活動を徹底サポート
  5. 提出書類の添削や面接対策をしてくれて転職が成功しやすい
  6. 転職時の年収や入社日など各種条件交渉も代理してくれる
  7. 年収アップ・キャリアアップしやすい
以下で紹介するエージェントは実績がありサポート力が充実していて、あなたのお悩み解決や転職に成功しやすいです。最低でも2社以上登録して早速行動に移してみましょう
登録必須転職エージェント 特徴
マイナビAGENT 公式サイトで無料登録
  • 入念なリサーチによる高いマッチング力
  • 職務経歴書・面接対策にも徹底したサポート
  • 各業界に通じた専任アドバイザーが担当
  • はじめて転職する人にも安心サポート
  • 未経験可の求人も豊富
リクルートエージェント公式サイトで無料登録
  • 転職支援実績No.1
  • 日本最多求人数(約60万件)
  • 厳選非公開求人数30万件
  • サポートの質が高い
doda 公式サイトで無料登録
  • 求人数国内2位(20万件以上)
  • ビッグデータを使った年収査定が可能
  • スカウトサービスあり
おすすめ転職サービスは以下の記事でも詳しく紹介しています。 もし、職場を辞めたいけど辞めることを伝えられないという人は、自分は何もせずに退職できる退職代行サービス「退職代行辞スル」がおすすめです。

目次

IBMの年収を徹底調査

IBMの年収を徹底調査

IBMの年収を徹底調査するために、以下の8点の情報を整理しました。

IBMの年収を徹底調査
・IBMの平均年収・平均年齢
・IBMの新卒初任給
・IBMの年収【バンド(役職)別】
・IBMの年収【年代別
・IBMの年収【職種と年齢別のモデルケース】
・IBMの年収【職種別】
・IBMの年収【国別】
・IBMの退職金制度

順番に解説します。

IBMの平均年収・平均年齢

IBMの平均年収は、平均年収は900万前後、平均年齢は40歳前後と予想されます。(出典:en-hyouban.comopenmoney.jp

年収についてはIBMが成果主義を取り入れていること、また部署や職種で違うこともあり、個人差があります。

社員や元社員の複数の口コミやアンケートに基づいており、実際の給与や年齢構成とは異なる場合があるので、詳細な情報については詳しく調べる必要があります。

IBMの新卒初任給

IBMの新卒初任給について、以下の4つの部署をまとめました。

・IBMコンサルティング事業本部
・テクノロジー事業本部
・ソフトウェア&システム開発研究所(TSDL)
・東京基礎研究所

それぞれ解説します。

IBMコンサルティング事業本部

IBMコンサルティング事業本部の新卒初任給は以下の通りです。

職種 月給 賞与基準額 想定年収(参考)
戦略コンサルタント 286,000円 1,470,000円 約4,902,000円
デジタルビジネスコンサルタント 286,000円 1,470,000円 約4,902,000円
ITスペシャリスト 286,000円 1,470,000円 約4,902,000円
デザイナー 286,000円 1,470,000円 約4,902,000円
データサイエンティスト 349,420円 1,814,160円 約6,007,200円

データサイエンティストのみ初任給が高いことが分かっています。

テクノロジー事業本部

テクノロジー事業本部の新卒初任給は以下の通りです。

職種 月給 賞与基準額 想定年収(参考)
ITスペシャリスト 286,000円 1,470,000円 約4,902,000円
セールス(営業職) 286,000円 1,470,000円 約4,902,000円
テクニカルセールス
(ソリューションエンジニア)
286,000円 1,470,000円 約4,902,000円
データサイエンティスト 349,420円 1,814,160円 約6,007,200円

テクノロジー事業本部でも、データサイエンティストのみ高い給与となっています。

ソフトウェア&システム開発研究所(TSDL)

日本IBMのソフトウェア&システム開発研究所(TSDL)の新卒初任給は以下の通りです。

職種 月給 賞与基準額 想定年収(参考)
製品開発エンジニア 349,420円 1,814,160円 約6,007,200円
ITスペシャリスト 286,000円 1,470,000円 約4,902,000円
データサイエンティスト 349,420円 1,814,160円 約6,007,200円

東京基礎研究所

東京基礎研究所の新卒初任給は、学位によって異なります。

学位 月給 賞与基準額 手当(例) 想定年収(参考)
修士卒 349,420円 1,814,160円 約41,000円/月 約6,499,200円
博士卒 432,300円 2,244,400円 約59,000円/月 約8,140,000円

(出典:ibm.com

IBMの年収【バンド(役職)別】

日本IBMでは「バンド(BAND)」と呼ばれる職位制度に基づいて給与が決定されており、バンドが上がるごとに年収も上昇します。

バンド 役職・階級 年収レンジ(目安)
トレーニー 新入社員(研修期間) 約490~550万円
BAND 6 一般職(役職なし) 約500~700万円
BAND 7 係長・主任クラス 約700~900万円
BAND 8 課長・マネージャークラス 約900~1,200万円
BAND 9 部長・シニアマネージャー 約1,200~2,000万円
BAND 10 事業部長・役員クラス 約1,800万円以上

(出典:openwork.jpen-hyouban.com

バンドの昇格は、年齢や経験、個人の業績や評価に基づいて決定されます。IBMは​成果主義の傾向が強いため、年収には個人差があります。

​年収は基本給に加え、賞与(年2回)や各種手当(残業手当、インセンティブなど)を含む数値です。

生徒
バンド制度はアメリカIBMにならったものなのですか?

転職先生
バンド制度はグローバル共通の仕組みです。アメリカIBMだけでなく、欧米を中心に広く採用されています。

IBMの年収【年代別】

IBMの年収を年代別にまとめました。

年代 平均年収(予測)
20代 約635万
30代 約845万
40代 約1,035万
50代 約1,200万
60代以上 約1,150万

(出典:en-hyouban.comjobtalk.jp

日本IBMでは「バンド(BAND)」が上がるごとに給与も上がる仕組みですが、バンドは年齢や経験年数の目安があり、一般的に年齢が上がるほど高いバンドに昇進しやすくなります。

特に30代以降は昇進や評価による昇給があり、年収の上昇幅が大きくなる傾向があります。

IBMの年収【職種と年齢別のモデルケース】

IBMの年収について、職種と年齢別のモデルケースをご紹介します。

年齢 職種 推定年収 出典
24歳 ソフトウェアエンジニア 約515万円 Levels.fyi
27歳 ITスペシャリスト 約700万円 en-hyouban.com
30歳 コンサルタント 約800万円 en-hyouban.com
35歳 エンジニア・SE 約836万円 openwork.jp
40歳 営業職 約1,059万円 openwork.jp
45歳 アーキテクト 約1,126万円 openwork.jp
50歳 プロジェクトマネージャー 約1,068 openwork.jp

これらのデータは、各種転職情報サイトや社員の口コミなどをもとにした目安です。実際の金額は個人の業績や評価、役職、職種などによって異なり年収に差があるため、あくまで参考程度にしてください。

IBMの年収【職種別】

IBMの年収を職種別にまとめました。 IBMの職種は、主にテクノロジー系、コンサルティング系、セールス・ビジネス系、その他専門職、管理部門に分かれています。

職種カテゴリ 職種例 平均年収(予測)
営業系 法人営業、アカウントマネージャー 約1,075万円
コンサルティング系 経営コンサルタント、ITコンサルタント 約875万円
ITエンジニア ITスペシャリスト、アプリ開発、ITコンサルタント 約817万円
プロジェクト管理系 プロジェクトマネージャー、ディレクター 約961万円
データサイエンス系 データサイエンティスト、AIエンジニア 約940万円
研究職 研究員(修士・博士卒) 約1,050万円
デザイン系 UI/UXデザイナー、プロダクトデザイナー 約700万円
コーポレート系 人事、経理、法務、広報 約868万円

IBMはジョブ型と言われる役割等級制度を取り入れており「職務の大きさ」と「成果」に応じて年収が決定するため、たとえ職種が同じであったとしても給与に個人差があります。

特に営業職やコンサル職ではインセンティブ制度により給与の上乗せがあり、年や経験に関係なく成果を出した人が高収入となります。

IBMの年収【国別】

IBM年収の国別のデータは以下の通りです。

平均年収 出典
日本 約900万円 en-hyouban.comopenmoney.jp
アメリカ 約 $124,977(約1,870万円) talent.com
イギリス 約 £58,000(約1,060万円) uk.indeed.com
ドイツ 約 €65,000(約1,050万円) germantechjobs.de
カナダ 約 CA$105,939(約1,150万円) ca.indeed.com

上記の日本円換算は、2025年5月時点の為替レートに基づいています。また数値は主に従業員の自己申告や求人情報に基づいているため、あくまでも参考程度とするのが良いでしょう。

また各国の給与は現地通貨で表示されており、為替レートの変動によって日本円換算の金額が大きく変わる可能性があります。

同じ金額でも国別の生活費や物価水準が異なるため、単純な金額比較では実際の生活水準を正確に把握できないことも頭に入れておきましょう。

IBMの退職金制度

IBMの退職金制度についてまとめます。日本IBMの退職金制度は「確定拠出年金」と「キャッシュ・バランス・プラン」の2本柱で構成されています。

制度 内容
確定拠出年金 会社が毎月一定額を拠出し、従業員が運用先を選択する資産形成方法。
キャッシュ・バランス・プラン 従来の「確定給付年金」の要素を残しつつ、会社が運用し経済状況によって給付額が変動する「混合型」の資産形成方法。

従来は退職時に受け取る金額が決まっていた「確定給付年金」の制度が採用されていましたが、2003年以降に新制度が導入され、退職一時金や終身年金として受け取る選択肢も増えました。

また、退職金の伝統的な一括給付はなくなり、外資系企業らしく「退職金はない」と明記される場合もあります。

退職金制度の詳細や拠出額、受け取り方法は入社時期や年齢によって異なるため、個別に確認が必要です。

IBMに転職して年収アップを目指す方法

IBMに転職して年収アップを目指す方法

IBMに転職して年収アップを目指す方法は、以下の5点が挙げられます。

IBMに転職して年収アップを目指す方法
・自分の適正年収を把握しておく
・日本IBMの転職難易度を理解する
・英語力を高める
・企業研究を徹底する
・転職エージェントを活用する

順番に解説します。

IBM転職での年収アップ方法①自分の適正年収を把握しておく

IBMに転職して年収アップを目指す方法として、自分の適正年収を把握しておくことが重要です。

適正年収を知るメリット
自分の市場価値やキャリアの方向性を客観的に評価できる。
現在の年収が適性より低い場合、転職やスキルアップなどの行動指針になる。

自分の適性年収を知ることで、現状の評価や今後のキャリア形成に役立ちます。まずは平均年収の比較や、年収診断ツールの利用から始めてみましょう。

適正年収を把握する方法としてdodaの「年収査定」がおすすめです。dodaの「年収査定」サービスには以下のような特徴があります。

・完全無料で利用でき、会員登録も不要
・入力が簡単で、約3分で診断が完了する
・約186万人分のデータとAIを活用した高精度な年収算出
・現在の適性年収だけでなく、今後30年間の年収推定も算出

dodaの「年収査定」は、現状の市場価値を詳しく知りたい人や将来のキャリアを具体的に考えたい人におすすめです。

【参考】dodaの「年収査定」サービス

転職先生
dodaの「年収査定」はあくまで目安なので、詳しく知りたい人はキャリアアドバイザーに相談しましょう。

IBM転職での年収アップ方法②日本IBMの転職難易度を理解する

IBMに転職して年収アップを目指す方法の2つ目は、日本IBMの転職難易度を理解することです。

日本IBMの転職難易度は「非常に高い」とされています。理由は以下の通りです。

・コンサルタント職やITエンジニア職は、即戦力として高度な専門スキルや実務経験が求められるため。
・AI、クラウド、量子コンピューティングなど最先端技術への知識や経験、英語力も重視されるため。
・書類選考や複数回の面接、技術テストなど選考プロセスが厳格なため。
・業界でもトップクラスの人気企業であり、優秀な人材同士の競争が激しくなっているため。

日本IBMはグローバルなブランド力と長い歴史を持っており、外資系の中でも特に年収水準が高いため人気があります。

中途採用では高度な専門スキルが求められ、未経験からの転職はほぼ不可能と言われているため徹底した転職準備が必要となるでしょう。

また選考基準がグローバル基準であり、スキルや経験面はもちろん「成果主義」の文化が合うかどうかも判断されます。

IBM転職での年収アップ方法③英語力を高める

IBMに転職して年収アップを目指すには、英語力を高めることも欠かせません。

IBMで必要なTOEICスコアを表にまとめました。

ポジション 必要なTOEICスコア
入社・転職時 600点以上
管理職・次長クラス 730点以上
特定ポジション 800点以上
グローバル案件・上級ポジション 850点以上

一般職では600点が最低ラインとされ、昇進やグローバル職種ではさらに高いスコアが求められます。

しかし職種やキャリアパスによって必要なスコアは異なるため、各自確認が必要です。

IBM転職での年収アップ方法④企業研究を徹底する

IBMに転職して年収アップを目指す方法として、企業研究を徹底することは有効です。

IBMは職種ごとに年収体系や評価基準が大きく異なるため、自分がどの職種を希望するのか、また選考時にどのスキルをアピールすれば良いのかを徹底的に調査する必要があります。

例えば、営業職ではインセンティブの割合が高く、コンサルタントやエンジニアではスキルや成果が年収に直結するなど、IBMの中で評価制度が異なります。

またどの役職でどの程度の年収が見込めるかなどを事前に把握することで、自分の強みを引き出し、より高い待遇を受けることにつながります。

IBM転職での年収アップ方法⑤転職エージェントを活用する

IBMに転職して年収アップを目指す方法として最後に紹介するのは、転職エージェントを活用することです。

転職エージェントの利用は非常に良い選択であり、以下の点で大きなメリットがあります。

最新の求人情報や非公開情報を入手できる
職務経歴書や志望動機の添削、面接対策など手厚いサポートが受けられる
面接官の傾向や志望企業の実践的な情報を得られる

特に日本IBMのような転職難関企業を目指す場合は、転職エージェントを利用することによって効率的かつ成功率アップにつながるため、登録するのがおすすめです。

IBMに転職して年収アップするために利用するべき転職エージェント

IBMに転職して年収アップするために利用するべき転職エージェント

IBMに転職して年収アップするために利用するべき転職エージェントは以下の3つです。

IBMに転職して年収アップするために利用するべき転職エージェント
・リクルートエージェント
・ランスタッド
・ビズリーチ

順番に紹介します。

IBM転職での年収アップにおすすめ①リクルートエージェント

出典:r-agent.com

運営会社 株式会社インディードリクルートパートナーズ
公開求人数 約571,000件
非公開求人数 約414,000件
対応地域 全国+海外
所在地 〒100-6640
東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー
料金 無料

リクルートエージェントは、大手企業への転職実績が豊富で、面接対策や書類添削など手厚いサポートが受けられる日本最大級の転職エージェントです。

公開・非公開求人が業界トップクラスのため、多様な職種・ポジションを比較検討できるのが特徴です。

IBMの過去の選考傾向や内定事例、面接官の特徴など独自の情報やノウハウを提供してくれるため、「情報収集力」「選考対策」を重視する人にとっておすすめです。

 

リクルートエージェントについて詳しく知りたい人は「リクルートエージェントの評判はひどい?悪い口コミやデメリット・有効活用のポイントを解説」もおすすめです。

 

IBM転職での年収アップにおすすめ②ランスタッド

ランスタッド転職エージェント出典:randstad.co.jp

運営会社 ランスタッド株式会社
公開求人数 約4,000件
(ハイクラス求人部門)
非公開求人数 非公開
対応地域 全国
拠点 東京本社
東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート21F
料金 無料

ランスタッドは、年収800万以上の求人や管理職、専門職の求人が豊富です。また外資系や海外企業とのコネクションが強いことが特徴です。

また業界経験豊富なアドバイザーによる手厚いサポートやコンサルタント指名制度、転職後のアフターフォローも魅力的です。

「ハイクラス・外資系志向」「専門職・管理職志向」の人にとって、ランスタッドはおすすめです。

 

ランスタッドについて詳しく知りたい人は「ランスタッドのやばい評判の真相【最悪?悪い口コミやデメリットを徹底解説】」もおすすめです。

 

IBM転職での年収アップにおすすめ③ビズリーチ

出典:bizreach.jp

運営会社 株式会社ビズリーチ
公開求人数 136,000
非公開求人数 非公開
対応地域 全国
拠点 東京本社
東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー12F
(全国に6拠点)
料金 基本無料
プレミアムプラン:5,478円~

ビズリーチは会員制のスカウト型を採用しており、自分から求人に応募するだけでなく企業から声がかかるのが特徴で、書類選考の免除や好条件のオファーを受けやすいメリットがあります

また年収600万以上、特に年収1,000万以上の求人が多く、IBMのような高待遇・難関企業への転職を目指す人にとっておすすめです。

登録するだけで企業からスカウトが届くため、自分の経歴やスキルがIBMでどれだけ評価されるのかなど市場価値を知りたい人、また忙しい人にとってもおすすめです。

 

ビズリーチについて詳しく知りたい人は「ビズリーチは悪質?最悪等の評判・口コミや注意点を徹底調査」もおすすめです。

 

そもそもIBMとはどんな会社?

そもそもIBMとはどんな会社?

IBMは「International Business Machines Corporation」の略称であり、アメリカに本社を構えるITサービスを世界170カ国以上で展開するグローバル企業です。

日本IBMはアメリカIBMの日本法人であり孫会社にあたります。アメリカIBMとは事業内容も異なるため、分かりやすく表にまとめました。

項目 アメリカIBM 日本IBM
本社所在地 アメリカ合衆国ニューヨーク州アーモンク 東京都港区虎ノ門
設立年 1911年 1937年
事業内容 クラウドコンピューティング、AI、ソフトウェアなど幅広いITサービスを展開。
研究開発力が高く、DRAMなど数多くの技術を発明。
近年はAIやクラウド、量子コンピュータなど成長分野に注力している。
アメリカIBMのグローバルな知見や技術を日本市場向けにローカライズし、国内企業のデジタルトランスフォーメーションを支援。
日本独自の市場特性や顧客ニーズに合わせたサービスを展開している。

アメリカIBMはグローバル本社として世界戦略や研究開発をリード しているのに対して、日本IBMはアメリカIBMの意向を考慮しながらも独自の顧客対応力や一気通貫のサービスを提供しているのが特徴的です。

生徒
IBMのAIで、Watson(ワトソン)というものを聞いたことがあります。

転職先生
IBMのWatsonAIは自然言語を理解して“意味”を考えられるAIです。医療や金融などさまざまな分野で活用されていますよ。

日本IBMの事業内容

日本IBMの事業内容

日本IBMの事業内容は、以下の3つに分けられます。

日本IBMの事業内容
・コンサルティング
・ハードウェア開発
・ソフトウェア開発

それぞれ解説します。

コンサルティング

日本IBMの事業の1つであるコンサルティングは、以下の3つの主要領域で展開されています。

事業 事業内容
戦略コンサルティング 経営戦略の策定支援。
企業の将来像や競争力強化強化のための戦略立案を行う。
ビジネスコンサルティング データ分析や業務プロセス改革によるビジネス最適化を支援する。
ITコンサルティング ITグランドデザインからシステム構築、最新テクノロジーの導入を通じて、企業のデジタル改革を推進する。

IBMが持つグローバルな知見と最先端技術を活用し、クライアントの課題解決や新たな価値創造をサポートしています。

また、業界横断で幅広い業種に対応し、官公庁や民間企業など多様なプロジェクト実績があります。

ハードウェア開発

日本IBMの事業のハードウェア開発について解説します。

日本IBMは従来のハードウェア製品の提供に加え、量子コンピューティングや先端半導体技術などの最先端分野においても積極的な取り組みを行っています。​

事業 業務内容
量子コンピュータの開発支援 東京大学と協力して、量子コンピュータに必要な部品や実験環境の整備を進める。
日本企業とも連携し、将来の先端技術の基盤づくりをしている。
先端半導体の開発 Rapidus(ラピダス)と戦略的パートナーシップを締結し、IBMが開発した2ナノメートル(nm)ノード技術の共同開発を進めている。
ハードウェア保守・運用サービスの提供 IBM製および他社のサーバーやネットワーク機器の修理・運用サポートを行う。

「最先端技術の研究開発」と「企業向けハードウェアのサポート」を両立しているのが日本IBMのハードウェア事業です。

ソフトウェア開発

日本IBMの事業の3つ目は、ソフトウェア開発です。

IBMのソフトウェア開発事業は、主に以下の領域で展開されています。

事業 業務内容
AIとクラウドを活用したソフトウェアの提供 AIを使って業務の自動化やデータ分析を行えるツールを企業に提供する。
ハイブリッドクラウド対応 ハイブリッドクラウドやAI、自動化などを実現するためのソフトウェアを開発・提供する。
業界ごとの課題に対応したソリューション 金融・製造・自治体など、業界に合わせたシステムやアプリを開発・提供する。
地域DXの支援 地方の企業や自治体向けに、地元密着型のデジタル化支援を行う。

日本IBMのソフトウェア事業は「AI+クラウド+業界特化型ソリューション」で、企業のDX(デジタル変革)を支えることが目的です。

IBMの年収や転職に関するよくある質問

IBMの年収や転職に関するよくある質問

IBMの年収や転職に関するよくある質問に答えます。

日本IBMの仕事内容は激務?

日本IBMの仕事内容は、職種や部署によって違い、忙しさにも差があります。特にコンサルティング職やプロジェクトベースのIT職は、納期や繁忙期に夜遅くや週末の稼働が発生しやすく、ハードワークになることがあります。

全体の平均残業時間は月約35時間で、業界標準よりやや多めです。しかし最近ではフルフレックス制度やリモートワークが導入され、柔軟な働き方ができるようになりました。

営業職や一部エンジニア職など、部署によっては家庭や育児と両立しやすい環境が整備されており、自分のライフスタイルに合わせて転職活動を進めるのがおすすめです。

IBMの給与明細はSNSに公開されている?

IBMの給与明細はyoutubeや口コミサイトの会員限定ページに公開されています。実際に、OpenWorkやエンゲージ会社の評判などの口コミサイトでは、IBMで働く社員や元社員が投稿した給与・年収情報が確認できます。

SNS上では、職種別や年齢別の平均年収、基本給、残業代、賞与などの給与内訳が詳細に掲載されています。

エンゲージ会社の評判での情報を抜粋します。

・コンサルタント(男性・中途入社・在籍11〜15年):年収1250万円(月給78万円+賞与312万円)

(出典:en-hyouban.com
このように、IBMの給与明細や年収情報は一定程度公開されていると言えます。

IBMの給与・ボーナス支給日はいつ?

IBMの給与・ボーナス支給日は以下の通りです。

項目 支給日
給与 毎月25日
ボーナス 夏は6月10日頃
冬は12月上旬頃

(出典:jmitu-ibm.org

ボーナスの支給額や具体的な計算方法は会社業績や個人業績により変動します。また、業績が良好な年には3月に特別インセンティブが支給されることもあります。

IBMの採用人数が多い大学は?

IBMの採用人数が多い大学は以下の通りです。

順位 大学名 採用人数
1位 早稲田大学 58名
2位 慶應義塾大学 52名
3位 上智大学 26名
4位 明治大学 21名
5位 東京大学 19名

早稲田大学や慶應義塾大学などの難関私立大学からの採用が多い傾向がありますが、国公立大学や他の私立大学からの採用実績もあり、IBMは幅広い大学から採用を行っており学歴フィルターはないとされています。(出典:univ-online.com

転職先生
採用されるためのポイントは大学名ではなく、「他人との差別化」です。他人と被らない経験やインターンシップ制度を利用するなど、他の応募者とは違うエピソードを獲得し、選考でアピールしましょう。

IBM転職で年収1,000万円や2,000万円は目指せる?

IBM転職で年収1,000万円、さらに2,000万は十分に目指せます。多くの社員が30代前半〜中盤で900〜1,200万円(BAND8クラス)、40代では1,200万〜2,000万円(BAND9〜10)に到達するケースが多く見られます。

年収2,000万以上は、管理職や上位職(BAND10以上)など、組織内で高い役割や成果を出している人が主な対象となります。

また年収2,000万以上は難易度が高いですが、日本IBMは実力や成果主義を取り入れているため早期に高年収へ到達することも可能です。

IBMの年収まとめ

IBMの年収まとめ

IBMの年収が高いか低いかは、個人次第のため一概に判断することは難しいことが今回の記事の結論です。

IBMの年収は実力・成果主義で決まり、また部署などによって違うため、同年代でも年収に差がつくことがあります。

また日本IBMは平均年収の数値が比較的高いこと、柔軟な働き方ができることから人気の企業となっていますが、成果主義が苦手な人は厳しい職場となる可能性もあるでしょう。

自ら学ぶ意欲のある人や、多様な業界と関わることに前向きな人は年齢や経験に関係なく高年収を目指すことができる、おすすめの環境です。

成果や実力で評価される環境を前向きに捉え、専門性・スキルを磨きながら年収アップへの道を目指しましょう。

転職エージェント・転職サイト選びに迷ったらどうすればいい?

転職するにあたって、転職エージェント・転職サイトの利用は必須です。そこで、「ウルキャリ転職」が総力を挙げて30社以上の転職エージェント、転職サイトを徹底比較し、おすすめを紹介しています。 あなたが選ぶべきなのはどの転職サービスなのかが分かりますので、迷った時の参考にしてみてください。

おすすめの記事