いずれ潰れる会社の特徴が知りたい。
いずれ潰れる会社にはある程度の共通した特徴があります。当てはまっているといずれ潰れる可能性があるので注意が必要です。
この記事では、いずれ潰れる会社の特徴を解説します。
- いずれ潰れる会社の特徴
- いずれ潰れる会社に入社しないための対策法
- いずれ潰れる会社にいる場合の対策法
勤め先が潰れるか不安な場合は、すぐに転職するつもりがなくても転職エージェントに登録しておくことをおすすめします。無料で利用できるおすすめ転職エージェントは以下の3つです。
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目次
- 1 いずれ潰れる会社の特徴【経営編】
- 1.1 いずれ潰れる会社の特徴①新卒3年以内の離職率が3割以上
- 1.2 いずれ潰れる会社の特徴②社長のワンマン経営で従業員がついていけていない
- 1.3 いずれ潰れる会社の特徴③社会の変化に対応できていない
- 1.4 いずれ潰れる会社の特徴④事業の柱が一つしかない
- 1.5 いずれ潰れる会社の特徴⑤給料や賞与の支払いが遅延している
- 1.6 いずれ潰れる会社の特徴⑥創業メンバーを重視し過ぎている
- 1.7 いずれ潰れる会社の特徴⑦不測の事態や不景気に弱い
- 1.8 いずれ潰れる会社の特徴⑧一部の事業を不透明な理由で売却している
- 1.9 いずれ潰れる会社の特徴⑨人手不足なのに社員を採用しない
- 1.10 いずれ潰れる会社の特徴⑩希望退職を募っている
- 1.11 いずれ潰れる会社の特徴⑪大口契約や主要な取り引き先がなくなっている
- 1.12 いずれ潰れる会社の特徴⑫複数人の派遣社員やパートが解雇されている
- 1.13 いずれ潰れる会社の特徴⑬20〜30代の社員がいない
- 2 いずれ潰れる会社の特徴【業務編】
- 3 いずれ潰れる会社の特徴【人間関係編】
- 4 いずれ潰れる会社の特徴【その他】
- 5 前提としていずれ潰れる会社でも突然潰れる可能性は低い
- 6 いずれ潰れる会社に入社しないための対策法【新卒向け】
- 7 いずれ潰れる会社にいる場合の対策法【転職向け】
- 8 【結論】いずれ潰れる会社はすぐに辞めて転職するべき
- 9 いずれ潰れる会社にいる人が登録するべき転職エージェント
- 10 まとめ
いずれ潰れる会社の特徴【経営編】
いずれ潰れる会社の経営に関する特徴は以下の通りです。
- 新卒3年以内の離職率が3割以上
- 社長のワンマン経営で従業員がついていけていない
- 社会の変化に対応できていない
- 事業の柱が一つしかない
- 給料や賞与の支払いが遅延している
- 創業メンバーを重視し過ぎている
- 不測の事態や不景気に弱い
- 一部の事業を不透明な理由で売却している
- 人手不足なのに社員を採用しない
- 希望退職を募っている
- 大口契約や主要な取り引き先がなくなっている
- 複数人の派遣社員やパートが解雇されている
- 20〜30代の社員がいない
1つずつ解説します。
いずれ潰れる会社の特徴①新卒3年以内の離職率が3割以上
いずれ潰れる会社の経営に関する特徴は、新卒3年以内の離職率が3割以上であることです。
厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況を公表します」によると大卒の就職者の3年以内の離職率は31.2%となっています。
平均値である31.2%を超える離職率だった場合は会社の将来性が危うい可能性が高いです。
なぜなら新卒が定着しない職場は将来を支えてくれる社員の数が確保できないため、将来的に潰れる可能性が高いといえます。
いずれ潰れる会社の特徴②社長のワンマン経営で従業員がついていけていない
いずれ潰れる会社の経営に関する特徴として、社長のワンマン経営で従業員がついていけていないことが挙げられます。
ワンマン経営で社長と社員の熱量にギャップがあり、ついていけていない場合は事業が空回りして上手くいかない可能性が高いです。
ワンマン経営の場合は社長のパフォーマンスによって業績がかなり左右されてしまうので、安定性に欠けているため倒産のリスクがあるでしょう。
いずれ潰れる会社の特徴③社会の変化に対応できていない
いずれ潰れる会社の経営に関する特徴の3つ目は、社会の変化に対応できていないことです。
社会のニーズを掴めていないと業績は悪化し、モラルなどの社会の風潮に対応できていないと従業員が残らない上に新入社員が入ってこないため、将来的に潰れるリスクが高いです。
移り変わる時代の中で、敏感に察知し変化していける会社でないと生き残っていくのは難しいでしょう。
いずれ潰れる会社の特徴④事業の柱が一つしかない
いずれ潰れる会社の経営に関する特徴は、事業の柱が一つしかないことです。一つの事業だけに依存している会社は保険がなく、業績の悪化に弱いといえます。
複数の事業を抱えている場合は片方の事業が悪化していたとしても他の事業が支えてくれるため、長続きしやすいです。
いずれ潰れる会社の特徴⑤給料や賞与の支払いが遅延している
いずれ潰れる会社の経営に関する特徴として、給料や賞与の支払いが遅延していることが挙げられます。
給料や賞与の支払いが遅れている場合は、会社の財政的にかなり厳しい状態なので潰れる一歩手前の可能性が高いです。
従業員への給料や賞与の支払いが遅れている状況だと、多くの場合他の支払いも滞っているため、すぐに転職することをおすすめします。
いずれ潰れる会社の特徴⑥創業メンバーを重視し過ぎている
いずれ潰れる会社の経営に関する特徴の6つ目は、創業メンバーを重視し過ぎていることです。
創業メンバーの方が業績がいい場合は別ですが、創業メンバーと新しく入ったメンバーとの間に待遇の差があると新しく入ったメンバーが面白く思わず、次々と辞めてしまうことになりかねません。
業績に見合っていない待遇は会社の首を絞める行為なので、事業継続が次第に難しくなっていくでしょう。
いずれ潰れる会社の特徴⑦不測の事態や不景気に弱い
いずれ潰れる会社の経営に関する特徴は、不測の事態や不景気に弱いことです。不測の事態や不景気に弱い会社は体力がなく、もしもの時の備えができていません。
特に自転車操業やその場しのぎの経営をしている会社は危険です。所属している会社が不測の事態に備えているか確認してみるのもおすすめです。
いずれ潰れる会社の特徴⑧一部の事業を不透明な理由で売却している
いずれ潰れる会社の経営に関する特徴として、一部の事業を不透明な理由で売却していることが挙げられます。
明確な理由がある場合は事業をスリム化して健全な状態にしようとしているので問題ありませんが、不透明な理由の場合は危険です。
不透明な理由で事業を売却する場合のほとんどは財政状況がよくない場合が多く、会社が倒産へと向かっている可能性が高いといえます。
いずれ潰れる会社の特徴⑨人手不足なのに社員を採用しない
いずれ潰れる会社の経営に関する特徴の9つ目は、人手不足なのに社員を採用しないことです。
人手不足なのに社員を採用しない場合は、採用するためのコストをかけられないほど財政状況が良くないか、倒産する予定のため採用しないかのどちらかです。
職場の環境も悪化していく一方なので、早めに転職することをおすすめします。
いずれ潰れる会社の特徴⑩希望退職を募っている
いずれ潰れる会社の経営に関する特徴は、希望退職を募っていることです。希望退職とは、自ら退職を希望する社員を募る制度のことをいいます。
大手企業は別ですが、中小企業で希望退職を募っている場合は、人件費コストを削減する狙いがほとんどで、財政状況が良くない可能性が高いです。
人件費の削減は財政的にも最後の手段なので、倒産が近いサインといえます。
いずれ潰れる会社の特徴⑪大口契約や主要な取り引き先がなくなっている
いずれ潰れる会社の経営に関する特徴として、大口契約や主要な取り引き先がなくなっていることが挙げられます。
収入の柱がなくなってしまうため、倒産のリスクが高いです。大口契約や主要な取り引き先が先がなくても存続していけるような収入の分散化ができている場合は大丈夫ですが、多くの場合は財政的に厳しくなるため、注意しましょう。
いずれ潰れる会社の特徴⑫複数人の派遣社員やパートが解雇されている
いずれ潰れる会社の経営に関する特徴の12個目は、複数人の派遣社員やパートが解雇されていることです。
人件費を削減する際にまずは派遣社員やパートから削減するため、複数人の派遣社員やパートが解雇されている場合は財政状況が良くないサインになります。
人件費は財政的にも最後に削る部分なので倒産が近づいていることになるでしょう。
いずれ潰れる会社の特徴⑬20〜30代の社員がいない
いずれ潰れる会社の経営に関する特徴は、20〜30代の社員がいないことです。若手社員がいないと将来性がない上に、退職する理由があって辞めているので職場環境が悪い可能性が高いです。
長期的に会社を支えてくれる人材がいないため、潰れる可能性が高まります。
いずれ潰れる会社の特徴【業務編】
いずれ潰れる会社の業務の特徴は以下の通りです。
- 社員のモチベーションが低い
- 業務負荷が一部に偏っている
- その人にしかできない業務がある
- ノルマが厳しくなっている
- サービス残業が常態化している
1つずつ解説します。
いずれ潰れる会社の特徴①社員のモチベーションが低い
いずれ潰れる会社の業務の特徴は、社員のモチベーションが低いことです。社員のモチベーションが低いと業績が悪化しやすく、倒産へと近づいてしまいます。
そもそもモチベーションが低い要因として職場環境が悪かったり、待遇が悪かったりする場合が多いので、倒産しやすい体質になってしまっている可能性が高いです。
規模が小さい企業であればあるほど社員一人一人のモチベーションが業績に直結してしまうため注意が必要です。
いずれ潰れる会社の特徴②業務負荷が一部に偏っている
いずれ潰れる会社の業務の特徴として、業務負荷が一部に偏っていることが挙げられます。
特にエースの社員に業務の負荷が偏っている場合は、退職された時に一気に業務が滞ります。
エースの社員を大切せず、酷使する会社は将来性がなく、潰れる可能性が高いです。
いずれ潰れる会社の特徴③その人にしかできない業務がある
いずれ潰れる会社の業務の特徴の3つ目は、その人にしかできない業務があることです。
その人が辞めてしまうと業務ができなくなるので、危険な状態といえます。その人に依存すればするほど、業務の負荷がその人にかかってしまうため、退職される可能性が高いです。
崖っぷちの状況である可能性が高いため、注意しましょう。
いずれ潰れる会社の特徴④ノルマが厳しくなっている
いずれ潰れる会社の業務の特徴は、ノルマが厳しくなっていることです。ノルマを厳しくしなければならないほど、財政状況が厳しい可能性が高いです。
職場の空気感や環境が悪化していく一方なので、転職を視野に入れることをおすすめします。
いずれ潰れる会社の特徴⑤サービス残業が常態化している
いずれ潰れる会社の業務の特徴として、サービス残業が常態化していることが挙げられます。
サービス残業が常態化していると、職場の空気感も悪化していく一方で、職場環境も悪くなります。
退職する社員も増えるため、業務が回らなくなって更に職場の環境が悪化していくでしょう。
サービス残業が常態化しているケースは、残業代が払えない会社の可能性が高いので注意が必要です。
いずれ潰れる会社の特徴【人間関係編】
いずれ潰れる会社の人間関係の特徴は以下の通りです。
- セクハラやパワハラ等のハラスメントが横行している
- 上下関係が厳しすぎる
- 挨拶やコミュニケーションが少ない
- 経営陣と現場に距離がある
- 職場で愚痴を言う人が多い
- 水面下で転職活動している人が多い
- 職場で時代錯誤な発言が飛び交う
- 上司や同僚のやる気が低い
1つずつ解説します。
いずれ潰れる会社の特徴①セクハラやパワハラ等のハラスメントが横行している
いずれ潰れる会社の人間関係の特徴は、セクハラやパワハラ等のハラスメントが横行していることです。
パワハラやセクハラは時代的にも許されるものではありません。横行しているといずれ告発されて会社が営業できなくなります。
時代に逆行した風潮のある企業は、生き残っていけません。
いずれ潰れる会社の特徴②上下関係が厳しすぎる
いずれ潰れる会社の人間関係の特徴として、上下関係が厳しすぎることが挙げられます。
上下関係が厳しいと、若手社員の離職率が高くなるため、将来的に会社が潰れる可能性が高くなります。
ある程度の上下関係は必要ですが、厳しすぎる上下関係のある会社は将来的に危ないでしょう。
いずれ潰れる会社の特徴③挨拶やコミュニケーションが少ない
いずれ潰れる会社の人間関係の特徴の3つ目は、挨拶やコミュニケーションが少ないことです。
コミュニケーションが不足していると社員同士の連携が取りづらく、業務が円滑に回りません。
会社に対する不満を抱えていても社員同士のコミュニケーションがあると発散できますが、コミュニケーションが不足している会社ではうまく発散できずギスギスした空気になり、退職率が高くなります。
いずれ潰れる会社の特徴④経営陣と現場に距離がある
いずれ潰れる会社の人間関係の特徴は、経営陣と現場に距離があることです。経営陣の考えていることと現場の状況にギャップがあると、経営陣の舵取りが機能しない可能性が高まります。
現場のことを考えない経営陣からの指示には不満が溜まるため、結果として退職する人が増え、会社が機能しなくなります。
いずれ潰れる会社の特徴⑤職場で愚痴を言う人が多い
いずれ潰れる会社の人間関係の特徴として、職場で愚痴を言う人が多いことが挙げられます。
職場で愚痴を言うということは、愚痴を黙っていられないほど不満が溜まっている状況だといえます。
愚痴は伝染してしまうので、他の社員も会社に対して不満を抱えるようになり、退職者が増えて会社が機能しなくなる可能性が高いです。
いずれ潰れる会社の特徴⑥水面下で転職活動している人が多い
いずれ潰れる会社の人間関係の特徴の6つ目は、水面下で転職活動している人が多いことです。
同僚などが、急に愚痴を言わなくなったり、仕事のモチベーションが上がったりした場合は危険です。
同僚は水面下で転職活動を行なっており、転職が決まるまで働くと割り切っているため、愚痴がなくなりモチベーションが上がっています。
転職者が多い場合は一気に業務を行えなくなる状況になってしまうため、転職の波に乗り遅れずあなたも転職の準備を進めることをおすすめします。
いずれ潰れる会社の特徴⑦職場で時代錯誤な発言が飛び交う
いずれ潰れる会社の人間関係の特徴は、職場で時代錯誤な発言が飛び交うことです。時代錯誤な発言が飛び交っている職場は現代の価値観に対応することができていないため、若手社員が残りにくい職場になっています。
業務においても昔の価値観で仕事をするので、時代に合わせることができず徐々に事業が縮小していく可能性が高いです。
いずれ潰れる会社の特徴⑧上司や同僚のやる気が低い
いずれ潰れる会社の人間関係の特徴として、上司や同僚のやる気が低いことが挙げられます。
上司や同僚のやる気がないと、業績が悪化しやすくなり、会社が潰れる要因となります。
やる気が低い状況は改善するのが難しいため、非常に厳しい状況です。
いずれ潰れる会社の特徴【その他】
いずれ潰れる会社のその他の特徴は以下の通りです。
- 教育研修が行き届いていない
- 優秀な社員がどんどん辞めていく
- 仕事ができる新入社員がすぐに辞めていく
- 有給休暇取得率が低い
- 社内・オフィスが汚い
- 会社負担の社内イベントが減っている
1つずつ解説します。
いずれ潰れる会社の特徴①教育研修が行き届いていない
いずれ潰れる会社のその他の特徴は、教育研修が行き届いていないことです。教育研修が行き届いていないことで、戦力になる社員を作りにくくなってしまいます。
優秀な社員であればあるほど、スキルアップが見込めないと判断し、退職する可能性が高いです。
教育研修が行き届いていない会社ということが知られると、スキルを習得できない会社だと思われ、新しい人材の応募も少なくなってしまいます。
結果として徐々に会社が傾く可能性が高いです。
いずれ潰れる会社の特徴②優秀な社員がどんどん辞めていく
いずれ潰れる会社のその他の特徴として、優秀な社員がどんどん辞めていくことが挙げられます。
優秀な社員は、会社が魅力的であれば辞めません。働き続けたくない理由があって辞める場合がほとんどです。
優秀な社員が辞めてしまうと生産性が落ちて残った社員のモチベーションが下がるため、会社の経営が難しくなっていきます。
いずれ潰れる会社の特徴③仕事ができる新入社員がすぐに辞めていく
いずれ潰れる会社のその他の特徴の3つ目は、仕事ができる新入社員がすぐに辞めていくことです。
優秀な新入社員は会社への嗅覚が鋭いため、危ない会社だと思ったらすぐに辞めます。いい感じだと思った新入社員が辞めた場合は、うちの会社は危険かもしれないと疑った方がいいでしょう。
いずれ潰れる会社の特徴④有給休暇取得率が低い
いずれ潰れる会社のその他の特徴は、有給休暇取得率が低いことです。有給休暇取得率が低いということは、望んだ日に休みを取れない会社の確率が高いです。
休みの日を取りにくい会社は働きにくいため、退職者が増えます。有給が取りにくい会社は余裕のない会社の可能性が高いため、潰れやすい会社といえるでしょう。
いずれ潰れる会社の特徴⑤社内・オフィスが汚い
いずれ潰れる会社のその他の特徴として、社内・オフィスが汚いことが挙げられます。清掃員のコストが払えず、汚いままになっていると非常に危険です。
社内やオフィスが汚いことで社員のモチベーションが下がったり、空気感が悪くなったりもします。
いずれ潰れる会社の特徴⑥会社負担の社内イベントが減っている
いずれ潰れる会社のその他の特徴の6つ目は、会社負担の社内イベントが減っていることです。
会社の財政が厳しくなった時に真っ先に社内イベントを削減します。時代的に社内イベントを減らした場合は別ですが、財政的に社内イベントが減っている場合は倒産へのカウントダウンが始まっていると考えていいでしょう。
前提としていずれ潰れる会社でも突然潰れる可能性は低い
前提としていずれ潰れる会社でも突然潰れる可能性は低いです。ある程度の期間は耐えられます。
しかし、倒産する半年前には何かしらの予兆があるため、それを見逃さないことが大切です。
主な予兆は以下の通りです。
- 赤字が続いている
- 役員の退職が目立つ
- 経理の人が退職していく
- 給料の支払いが遅れる
- 税理士や弁護士がよく会社に来る
- 社長が会社にいない日が多くなる
- 希望退職者を募る
これらが起きたら倒産が近づいているかもしれないので、早めに転職活動を始めておくことが大事です。
いずれ潰れる会社に入社しないための対策法【新卒向け】
新卒に向けた、いずれ潰れる会社に入社しないための対策法は以下の通りです。
- ホワイト企業ナビを利用する
- 就活エージェントを利用して入社先を探す
- スカウト型求人サイトで優良企業からオファーをもらう
1つずつ解説します。
ホワイト企業ナビを利用する
新卒に向けた、いずれ潰れる会社に入社しないための対策法は、ホワイト企業ナビを利用することです。
ブラック企業はいずれ潰れる可能性が高いので、ホワイト企業に入社することでいずれ潰れる会社に入社せずに済みます。
ホワイト企業ナビを利用することで、ブラック企業を排除できるため、効率的に就職活動をすることができるでしょう。
ホワイト企業ナビに掲載されている企業は以下の項目をクリアしています。
- 残業時間が月25時間未満
- 3年後離職率が30%未満
- 年間休日数が120日以上
サイトに掲載されている求人はある程度信頼できるでしょう。
就活エージェントを利用して入社先を探す
新卒に向けた、いずれ潰れる会社に入社しないための対策法として、就活エージェントを利用して入社先を探すことが挙げられます。
就活エージェントとは、内定獲得までの全てをサポートしてくれるエージェントのことをいいます。
就活エージェントの面談で、いずれ潰れる会社の特徴に当てはまらない企業を探してもらうことで、いい企業に就職できる可能性が上がるでしょう。
スカウト型求人サイトで優良企業からオファーをもらう
新卒に向けた、いずれ潰れる会社に入社しないための対策法の3つ目は、スカウト型求人サイトで優良企業からオファーをもらうことです。
スカウト型求人サイトは、履歴書などを登録することで企業からスカウトが届くシステムの求人サイトのことをいいます。
自分に興味を持った企業からスカウトが届くので、相性のいい企業に就職できる可能性が高いです。
複数のサイトを利用することで多くの企業に出会えるのでおすすめです。
いずれ潰れる会社にいる場合の対策法【転職向け】
いずれ潰れる会社にいる場合の対策法は以下の通りです。
- 人事や上司に労働環境の改善を提案する
- 労働法違反やパワハラを労働基準局に相談する
- 優良企業に絞って転職活動を開始する
- 転職エージェントを利用して相談する
- 転職に有利な資格の勉強を始める
1つずつ解説します。
人事や上司に労働環境の改善を提案する
いずれ潰れる会社にいる場合の対策法は、人事や上司に労働環境の改善を提案することです。
意外と上司は労働環境の状況に気づいていない場合が多いので、提案することで改善される可能性があります。
しかし、提案を受け入れない場合は会社の体質に問題があるため転職を考えることをおすすめします。
労働法違反やパワハラを労働基準局に相談する
いずれ潰れる会社にいる場合の対策法として、労働法違反やパワハラを労働基準局に相談することが挙げられます。
労働基準局の指導は、無視すると会社の信用を落としかねないので会社も無視できないため効果的です。
しっかりと証拠を押さえた上で相談することで、状況を変えられる可能性が高いでしょう。
優良企業に絞って転職活動を開始する
いずれ潰れる会社にいる場合の対策法として、優良企業に絞って転職活動を開始しましょう。
労働環境が悪い場合、環境を変えるよりも自らが転職した方がすぐに解決することが多いです。
いずれ潰れる会社に転職する可能性を減らすために口コミサイトなどを確認して転職先を選ぶことをおすすめします。
転職エージェントを利用して相談する
いずれ潰れる会社にいる場合の対策法は、転職エージェントを利用して相談することです。
会社が潰れてしまうと潰れた会社の社員と思われるため、潰れる前に退職することが大事です。
転職エージェントを利用することで、潰れにくい会社や希望に沿った会社を紹介してくれるため、効率的に転職活動ができます。
総合的にサポートをしてくれるので、転職にかける時間を最小限にしながら転職できるのでおすすめです。
転職に有利な資格の勉強を始める
いずれ潰れる会社にいる場合の対策法の5つ目は、転職に有利な資格の勉強を始めることです。
資格を取得することで保険をかけられるので効果的です。資格が取得できれば、もう会社が危ないと判断した時にすぐに転職できるためおすすめといえます。
【結論】いずれ潰れる会社はすぐに辞めて転職するべき
結論として、いずれ潰れる会社はすぐに辞めて転職するべきです。その理由は以下の通りです。
- ストレスで精神が崩壊してからでは遅いから
- 会社側からリストラされる可能性があるから
- 在籍期間が長いほど辞めづらくなるから
1つずつ解説します。
理由①ストレスで精神が崩壊してからでは遅いから
いずれ潰れる会社をすぐに辞めて転職するべきな理由は、ストレスで精神が崩壊してからでは遅いからです。
精神が崩壊してしまうと、社会復帰するのに時間がかかるため、事前に対策を打つ必要があります。
ストレスは環境によって受けるケースがほとんどなので、転職をすることで解決する可能性が高いです。
理由②会社側からリストラされる可能性があるから
いずれ潰れる会社をすぐに辞めて転職するべきな理由として、会社側からリストラされる可能性があるからというのが挙げられます。
いずれ潰れる会社は財政面が厳しいので、リストラされる可能性が高いです。リストラされることにより、キャリアプランが崩れてしまいます。
キャリアプランが崩れる前に転職した方が長期的に見てもプラスに働くでしょう。
理由③在籍期間が長いほど辞めづらくなるから
いずれ潰れる会社をすぐに辞めて転職するべきな理由の3つ目は、在籍期間が長いほど辞めづらくなるからです。
他の社員が辞めていく中で取り残されてしまうと辞めづらくなります。会社が潰れてしまうと辛い思いをして残っても何も得られません。
取り残される前に転職した方が身のためです。
いずれ潰れる会社にいる人が登録するべき転職エージェント
いずれ潰れる会社にいる人が登録するべき転職エージェントは以下の通りです。
- リクルートエージェント
- doda
- ビズリーチ
1つずつ解説します。
リクルートエージェント
出典:r-agent.com
運営会社 | 株式会社リクルート |
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公開求人数 | 約473,000件 |
非公開求人数 | 約403,000件 |
対応地域 | 全国+海外 |
拠点 | 東京本社 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー (全国に16拠点) |
料金 | 無料 |
リクルートエージェントは業界最大級の求人を保有する転職エージェントです。多くの企業とやり取りをしているので、潰れにくい安定した会社を把握しています。
転職支援実績も豊富にあるため、満足のいくサポートを受けられるでしょう。地方の求人も多く、地方で転職したい人にもおすすめです。
doda
出典:doda.jp
運営会社 | 株式会社パーソルキャリア |
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公開求人数 | 約261,000件 |
非公開求人数 | 約34,000件 |
対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京本社(丸の内オフィス) 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング27F (全国に24拠点) |
料金 | 無料 |
dodaは、業界トップクラスに求人が多い転職エージェントです。診断ツールが豊富にあり、自己分析を行いたい人におすすめといえます。
転職サイトやスカウトサービスとしても利用できるのも特徴です。
「doda(デューダ)の評判・口コミを徹底調査【活用するコツや注意点を解説】」
「dodaエージェントはひどい?悪い評判・口コミの真相を解説」
ビズリーチ
出典:bizreach.jp
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
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公開求人数 | 約136,000件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
拠点 | 東京本社 東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー12F (全国に6拠点) |
料金 | 基本無料 プレミアムプラン:5,478円~ |
ビズリーチは業界最大級の求人数を誇るスカウト型転職サービスです。スカウト型転職サービスは、履歴書や職務経歴書を登録することで企業やヘッドハンターからスカウトが届くシステムの転職サービスのことをいいます。
ハイクラス転職に強いのが特徴で、キャリアアップを狙っている人におすすめです。審査があり一定以上の収入がないと登録できませんが、求人の質が高く、潰れにくい安定した会社が多いです。
まとめ
いずれ潰れる会社の特徴として、以下の点が共通して見られます。
- 中長期的な視点がない
- コンプライアンスが時代に追いついていない
- 若手社員を大事にしない
- 働きにくい空気感になっている
- 財政面が厳しい
- 会社に余裕がない
少しでも働いている会社が当てはまったら転職を検討しましょう。一度転職エージェントに相談することで、企業を見るプロであるキャリアアドバイザーが的確なアドバイスをしてくれます。
本格的に転職をする気がなくても、第三者の意見を聞くために転職エージェントに登録しましょう。
転職エージェント・転職サイト選びに迷ったらどうすればいい?
転職するにあたって、転職エージェント・転職サイトの利用は必須です。そこで、「ウルキャリ転職」が総力を挙げて30社以上の転職エージェント、転職サイトを徹底比較し、おすすめを紹介しています。 あなたが選ぶべきなのはどの転職サービスなのかが分かりますので、迷った時の参考にしてみてください。